ソリューションアップデートが失敗する原因は様々
Power Appsのソリューションアップデートが失敗する原因は様々で例えば、
- 依存関係のあるコンポーネントがソリューションに含まれていない
- ユーザによってアプリ編集のセッションがロックされている
- ユーザによってソリューション編集のセッションがロックされている
...etc
と上げれば切りがありません。
今回はインポート失敗の原因を素早く特定し、トラブルシューティングを行っていくための方法をご紹介します。ちなみにインポート時にエラーは出ないものの、アップデート内容が反映されない場合の対応方法はこちらで紹介しています。
まず確認すべきこと
エラー発生時の原因特定方法は大きく分けて2通りです。
①エラーログをダウンロードして確認する
②ソリューションの履歴からエラーコードを確認する
②が一番簡単かつ手軽に確認できるので、下記に手順を紹介します。
まず、ソリューションのメニューボタンから「履歴を見る」をクリックします。
エラーが発生した場合は下記のようにエラーの表示が出ます。
さらに該当の行をクリックすることでエラーコードとそのメッセージを確認できます。
今回の場合だと「既に以前のインポートが実行中のため、新たなインポートを実行できなかった」というメッセージが確認できます。このようにまずは履歴からエラー原因を確認することで、数多想定できる原因の中から該当の1つを特定することができます。