・Dockerfileコマンド一覧
●FROM イメージ:タグ
Dockerイメージのベースとなるイメージを指定
例)
FROM ubuntu:21.10
●RUN コマンド
Dockerイメージをビルドするときに、コンテナ内で実行するコマンドを定義
例)
RUN apt update \
$$ apt install -y apache2
=>apache2をインストールするコマンド
※複数のコマンドを一度にまとめて実行するときは「&&」で繋げ、複数行になるときは「\」で繋げる
●CMD ["実行ファイル", "パラメータ1", "パラメータ2"]
コンテナ実行時にデフォルトで実行するコマンドを指定
例)
CMD ["apachectl", "-D", "FOREGROUND"]
=>コンテナ実行時に、apacheを起動するコマンド
※MCDにはexec形式とshell形式の2種類がある。
上記のものはexec形式である。
●COPY コピー元 コピー先
ローカルのファイルやディレクトリをDockerイメージにコピー
例)
●COPY index.html /mydir/index.html
=>ファイルをファイルにコピー
●COPY index.html /mydir/
=>ファイルをディレクトリ以下にコピー
●COPY src/ /mydir/
=>ディレクトリをディレクトリにコピー
●ADD コピー元 コピー先
ローカルのファイルやディレクトリをDockerイメージにコピー
※COPYと同じだが、COPY推奨
●ENV キー=値
環境変数を設定
例)
ENV MYSQL_USER=admin
●WORKDIR パス
コマンドを実行する作業ディレクトリを指定
例)
WORKDIR /var/www/html
●ENTRYPOINT ["実行ファイル", "パラメータ1", "パラメータ2"]
コマンド実行時に実行したいコマンドを指定
※CMDと似ているが、ターミナルで追記したときの挙動が異なる。
ENTRYPOINT=>DockerfileのENTRYPOINTコマンドの内容に追加
CMD=>DockerfikeのCMDコマンドの内容を上書き