こんにちは!同志社大学・同志社女子大学のエンジニアのためのコミュニティDo'erで現在運営として活動しているhikariと申します。
よく間違えられますが、Do'erの読み方はドアーでもドオエアーでもありません(笑)
\\\ ドゥアーです! ///
名付け親はYukiさんで、自分自身で動いて行くことができる人という意味("Do"+"er")と、Doshishaの"Do"にかかっているそうです。何とも味のある由来ですね!
そしてロゴはかずやんさんの力作です!オシャレかわいい!
おかげさまでDo'erは2024年3月で2周年を迎えます!!!
2023年度は新歓が成功し、多くのメンバーが入ってきてくれましたが、設立者メンバー含め古参の方々の多くはすでに卒業してしまっており、Do'erができた由来や先輩達の思いを知らない子達が多いのでは...?と感じることがありました。
そこで、今回はDo'erの設立者メンバーの一員であるお二人、かずやんさんとmahiroさんにインタビューを行い、その熱い思いを言語化させていただきました。Do'erにご興味ある方、エンジニアコミュニティについて知りたい方、どなたでも楽しめる内容になっておりますので、ぜひぜひご覧ください!🎉
Do'erの始まり 🐣
2022年3月、かずやんさんが、同大学で知り合いのエンジニア5〜6人に声をかけ、undefinedというDo'erの前身となる団体を発足します。その後、より親しみやすくオリジナリティある名前にしようとDo'erという名前に改名されました。
再現性があるエンジニア育成を目指して 🔁
運良くエンジニアになれる世界線に終止符を🫸
エンジニアになりたいと思っても、何の勉強から始めればいいかわからない、誰を頼ればいいのかわからない、そもそも自分がエンジニアに向いているのかわからない...きっとそのような思いをされた方は少なからずいるのではないでしょうか。
既存のエンジニアからのアドバイスやロードマップは、個人の運や特定の機会に依存することが多く、再現性が低いアドバイスであることも多々あります。
また、エンジニアになりたいと思っても、技術を身につけたり、継続的に学ぶ習慣を育てる過程は、個々人の意志や環境に大きく左右されます。質問できるプラットフォームがあったとしても、初心者が質問すること自体の心理的ハードルが高く、わからないことが何かさえわからないことがあります。また、専門用語や概念を理解するまでのハードルや、ミスコミュニケーションなどの問題も起きがちです。
そんな時、粘り強く質問や相談に答えてくれる、見下さず対等に向き合ってくれる、仲間として一緒に頑張って悩みや進捗を共有できる、そんな存在が皆さんの周りにどのくらいいたでしょうか? エンジニアとしてキャリアを歩み続けている人々の多くは、自走できるようになるまで信頼して相談できる人や、一緒に頑張れる仲間がいた ケースが多いです。
反対に、エンジニアを志したほとんどがそのような繋がりなく、挫折しているように感じます。
実は、Do'erができた当時は #駆け出しエンジニアと繋がりたい が大流行した時代でした。エンジニアへの転職やリスキリングを夢見るも、志半ばで挫折することはかなり珍しいことではありませんでした。
運良くエンジニアになる世界線が勿体無い、再現性をもたせられるような環境を作りたい、 そんな思いからDo’erは作られました。
Do'erを作るに至った原動力は恩返しだった
コミュニティを作りたいという思いだけで、継続して運営することはかなり難しいと思います。単純に、同じ大学で技術的な話題ができるエンジニアの繋がりが欲しかったという動機もありました。ただ、感謝されたい、誰かに認められたい、就活で役立つからという動機からではなく、自分たちが育ててもらった人々に対する恩返しの思いが強かったです。
初めは誰もが初心者です。インターン先の社員さんから粘り強く基礎から教えてもらったり、同期から刺激を受けたことは多くありました。
繋がりから得たものを次の世代に還元したいという恩返しの気持ちが原動力 となり、この団体を発足・運営していました。
同志社のエンジニアに縦と横の繋がりを 🤝
現時点で同志社卒のエンジニアは少ない 😢
残念ながらインターンに行くと、同志社卒・在学中のエンジニアに出会ったりすることはほとんどありませんでした。同志社には新しくエンジニアになろうとする人たちの文化はなく、エンジニアの育成という観点で遅れていることは確かでしたし、そこを何とかしたいという思いがありました。
同じ大学という共通項は話題を提供し、自然と喋りやすくなったり、共通点から仲良くなるトリガーになることもあります。また、同年代の自分よりも強いエンジニアや別分野で秀でているエンジニアと出会える環境になるといいと思っていました。
同志社という共通のトリガーを持つことで、技術力の向上だけではなく様々な繋がりを作ってほしいと思っています。そしてあわよくば、同志社卒のエンジニアって強いよね! と言ってもらえる世界線になれば大大大満足です!🙌
バラエティに富むロードマップがある環境に 🎨
WEB系・ネイティブアプリ系のエンジニアには自社開発系の会社が人気ですが、Do'erの卒業生は自社開発系にいく人ばかりがいなくてもいいと思います。開発系エンジニアだけではなく、ビジネス職でもPMでもSIerでも研究職でもいいので色々経験してみて、最終的に自分自身で進路を決めてほしいと思います。
そのために、Do’erがバラエティに富むロードマップがある環境であってほしいと思っています。先人たちが色々な進路を歩んでいることで、後輩たちはどのように勉強したり行動すれば先輩に近づけるのかを見たり聞いたりする機会を得るでしょう。
ただし、先輩が正解を教えるのではありません。後輩たちが自分自身で考えて選択し、積極的に行動してキャリアを形成していってほしい、そのために多種多様な先輩たちの経験やキャリアを参考にしてくれると嬉しいです。
学生のうちにしかできないことをやってほしい
時間を上手く使えるようになろう ⏰
大学生でもったいない時間の使い方をしている人たちをよく見かけていました。単位が取れる程度に授業を頑張って、とりあえずバイトをやって、なんとなく就活をして卒業できる程度の卒論を書いて卒業していく。それらが必ずしも悪いことだとは思いませんし、個々人の自由だと思います。
ただ、もし社会人になって仕事を上手くやっていきたいという思いがあるのなら、学生のうちに何かしらの強みを持っておくと、他の人と差をつけることができます。実は就職する前にこのような機会を得ることができます。
その一つがインターンです。
色々な会社で短期間に複数インターン(転職)できるのは学生の特権 🏃♀️
スタートアップ(創業して間もない会社)でインターンを行うと、裁量権が大きくなる傾向にあるため自ら考え動く力を養う機会が得られます。一方、大企業でインターンを行うと、より充実した環境の中で大規模なプロジェクトに参加することができます。様々なタイプの企業でインターンを経験することは、それぞれの企業文化やプロダクトを俯瞰的に理解する貴重な機会となります。インターンを通じて持っていた企業の先入観が変わることも珍しくありません。これらの経験は、自分に合ったカルチャーや環境を見極めるのに役立ちます。また、学生でありながら社員の方々から直接フィードバックを受けることができるのも、インターンの大きなメリットです。
社会人になると、異なる企業の実務に参加し、その企業の社員と協働することは、転職に近く難易度の高い行為です。しかし学生である間には、インターンシップを通じ、秘密保持契約(NDA)の下で実務を積むことができます。様々な職を短期間に低リスクでチャレンジできるのもインターンならではです。エンジニアとしてのキャリアは、転職を通じて数年単位で成長していくことが比較的多いです。インターンシップも同様に、継続的な成長を通じて、将来的に入社可能な企業の幅を短期間で広げるチャンスとなります。
自社開発系、ビジネス、PM、SIer、コンサル、ハッカソン、旅行...などとにかく色々経験してみること
先にも述べましたが、学生の人気が高いからといって、自社開発系の会社のみを経験するのではなく、幅広く色々なキャリアの入り口を経験できるのも学生ならではだと思います。そして、学生のうちに実は仕事は案外楽しいものだということを知ってほしい、キャリアについて前向きに考えてほしいと思っています。
インターンでなくてもいいので、ハッカソンに出まくってみたり、研究に没頭してみたり、旅行に行きまくったり、留学してみたり、学生だからこそできることをやるべきだと思っています!
今後のDo'erに思うこと
Do'erの運営ルールは実にシンプルです!
その年の代表が次の代表と運営を指名すること
これだけです!(笑)
これほどたくさんの熱い思いはありますが、極論自分たちの思いは受け継がなくてもいいと思っていて、今後の運営は代表に任せています。きっちりかっちりルールを決めない理由は、いい意味で代表のカラーに染まっていって欲しい、変化に強い多様性と柔軟性に富むサークルであってほしいと思っているからです。
Do'erを作ったこれらの背景をどう捉えるか、踏襲していくのか、具体的にどう運営していくのかはすべてその年の代表、運営陣、そして団体メンバー次第です!
もちろん今後もOBとして遠慮なく頼ってもらって大丈夫です!
これからのDo'erの活動も楽しみにしています!🎉
最後に
かなりボリューミーでしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!
少しでも皆様の参考になっていれば幸いです。
Do'erは同志社大学・同志社女子大学のエンジニアのためのコミュニティです。
現在は通年でメンバーを募集しています。
ご興味ある方は、公式Twitterや下記HPからご連絡をお待ちしております!