はじめに
本日統計検定2級にギリギリで合格しました。(64/100、合格点60点)
お世辞にも褒められた点数ではありませんが、一応受かったので、どんな勉強法を行ったのかを公開してみたいと思います。
また、これから同試験を受けようとする人たちに向けて、「こんな危なっかしい橋を渡るなよ!」という反面教師として、反省の弁を述べていきたいと思います。
著者のスペック
- 20代後半、男性
- 4年制大学卒、文系
- SIer、5年目社員
- 業務で統計学を使用していない
統計検定を受けようと思ったきっかけ
大学に在学中に統計学を面白いと感じており、Rなどを使用した簡単なデータ分析を行っていました。
しかし、不真面目な学生であった著者は、まじめに勉強などせず、所属していたゼミの目標であった「統計検定2級合格」という目標も叶えられず、そのまま卒業をしてしまいました。(先生が優しい方だったので、単位はくれた)
そのまま社会人になり5年目、業務には使用していないものの、データ分析業務って面白そうだなぁ~と興味を持ったので調べてみたところ、それに統計学の知識が必要であることがわかりました。
「それなら、学生の頃に叶えられなかった目標を、5年越しに叶えてやる!」という発想になり、今回の受験に至りました。
統計検定の勉強に使った教材
もともと大学の授業やゼミで勉強していたものの、(ただでさえ中途半端な知識だったうえに)5年もの月日が経ったことですっかり埃をかぶってしまっていました。
ので、体系的に学ぶため、下記のUdemyの講座を受講しました。
統計検定®2級対策講座
こちらの講座は、試験用に暗記させるものではなく、体系的な理解をするための解説が丁寧にされており、自分の中で取っ散らかっていた知識を整理させるのにとても役立ちました!
また、練習問題もあるので、自分がどこで躓いたかが分かりやすいです!
自分が知識を取り入れるのに使用したものは、上記の講座のみになります。
過去問演習
過去問については、公式サイトに載っている過去問を拾い集めて解いていました。
過去問題(2021年版のみ)
過去問に挑戦(2018-19年の4開催分)
こちらの過去問はPBT方式(紙媒体のマークシート方式)のものだけで、現在行われているCBT方式のものはありません。
それでも、試験の内容は上記の過去問を解ければ問題なく対応できる内容ですし、問題数と制限時間も同じになっているので、時間配分などの予行演習にもなります!
また、どういった問題がよく出てくるかも、傾向としてつかめると思います!
ちなみに、上記サイトでは解説までは載せてくれていないので、下記のブログの解説記事を読み込み、解法の理解に役立てました(大変お世話になりました)
統計WEB
合格までの道のり
さて、では実際に勉強し始めた時期からですが、上記の講座を受け始めたのは、今からおよそ2か月前くらいからです。
(自分の場合は、大学の授業等で予備知識があったこともあるので、完全な初学者の方は、もう少し時間がかかるかもしれません。)
講座の内容を一通り勉強を終えたのが1か月前ほどで、実はその直後に、一度受験をしました。
最新の過去問を一度だけ解いてみて、受験してみたところ…
結果は、58点で惜しくも不合格
原因は様々考えられますが(後述します)、とりあえず合格するためには、「過去問をもっと解く必要がある!」
そう考えた私は、毎週末に過去問を一開催分解いてみて、時間配分や、出題傾向、さらに、出題範囲の復習を行っていました。
そうして迎えた本日、冒頭の通り、なんとか合格することができました。
反省点
今回、一度不合格になったことも含めて、反省点が多数あるように感じました
自分が今時点で感じる反省点としては、下記の通りです。
時間配分ができていなかった
一か月前に受けた初回の試験は、特にこれがうまくできていなかったと感じました。
90分間で30問以上解く必要があるので、1問当たり3分かけることができない計算です。
解けない問題を早めに飛ばして、解ける問題に時間を充てる、試験独特のスキルを過去問を通じて身につけておくべきと痛感しました。
学習時間が短すぎた
今回の試験に向けた勉強時間は、多めに見積もってみても30~40時間程度です。
目安として出されている時間数としては、50~80時間とされています。
時間数だけですべてを測ることはできませんが、自分自身の今回の点数を見た限り、やはりもう少し勉強時間をとり、知識として定着させる必要があったのではないかと感じました。
毎日勉強をしておらず、学習間隔が空きすぎていた
今回の反省点として、最も大きい部分かなと感じています。
毎週末に過去問を解いて実践練習はしていましたが、エビングハウスの忘却曲線に見られるように、毎日触れていないと知識は薄れていってしまうものです。(業務で触れていないならなおさら)
毎日30分でもいいから、講座動画の復習をする、もしくは参考書を買ってそれを読むといった学習をするべきだったのかなと反省しています。
最後に
今回ギリギリではあったものの、文系出身の自分でも合格の二文字を手にすることができました!
この記事が、自分と同じような文系出身の方々を勇気づけられたり、参考になるポイントがあれば幸いです。
また、今後自分が別の試験を受ける際に、同じ轍を踏まないよう次につなげていきたいと思います!