Unreal EngineのインストールとRiderのセットアップ
Unreal Engineのデバッグに必要なエディタシンボルのインストール
Unreal Engineでデバッグを行うためには、まずエディタシンボルのインストールが必要です。以下の手順に従って設定を行いましょう。
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Unreal Engineを起動し、メニューから「オプション」を選択します。
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「インストールオプション」をクリックして設定画面を開きます。
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「デバッグに必要なエディタシンボル」のインストール状況を確認し、未インストールの場合はインストールを行います。
エディタシンボルのインストールが完了したら、新しいプロジェクトを作成します。
- 新しいプロジェクトを作成する際、ゲームのテンプレートとして「Blank」を選択し、言語として「C++」を選び、プロジェクト名を「CppRiderTestProject」に設定します。
- プロジェクトが正常に立ち上がると、Visual Studioも自動的に起動しますが、Visual Studioは後で閉じても問題ありません。
Riderのセットアップ
- Unreal Engineを開いて、[編集] > [エディタの環境設定] > [ソースコード] を選択します。
- Riderに切り替えたら、再起動が必要な通知が表示されます。[今すぐ再起動] ボタンをクリックしてRiderを再起動します。
- Riderが正常に起動したら、ツール/Riderを開くか、コンテンツドロワー内の「All/C++クラス/プロジェクト名/プロジェクト名GameModeBase」をダブルクリックしてRiderを開けるか確認します。
- Riderが正常に起動すると、次のステップに進みます。
RiderLinkプラグインの導入
RiderLinkプラグインを導入しましょう。初回起動時にプラグインのインストールが求められます。
- Riderの初回起動時に、RiderLinkプラグインのインストールを許可します。
- 通知を確認したい場合は、右上にある通知アイコンをクリックし、通知を確認できます。
- 以下のログが表示されれば、RiderLinkプラグインの導入が成功です。
Unreal Engine 5でC++クラスの作成
- Unreal Engine 5内で新しいC++クラスを作成します。コンテンツドロワー内で右クリックし、[新規C++クラス...] を選択します。
- アクター(Actor)を選択し、アクセス権(Public)を設定して、クラスの作成を行います。
これで、Unreal EngineでのC++開発環境のセットアップが完了し、Riderを使用してC++クラスを作成できるようになりました。