#1. 基本構文
##1.1.print関数
文字列を画面に出力したいときに、print関数を使用する。
print("Hello World!")
##1.2.コメント
Pythonでは「#」がコメントとして表記される。
複数行をコメントしたい場合はダブルクォーテーションで囲むか、シングルクォーテーション3つで囲む。
# 行コメント
"
複数行コメント1
"
'''
複数行コメント2
'''
##1.3.変数
宣言や代入は以下のように記述する。
変数名 = 値
Javaのように変数の前に型を宣言せず、値の形によって変数の型が決まる。
#int
var_int = 10
#float
var_float = 1.234
#str:""もしくは''
var_str = "piyo"
#bool:True,False
var_bool = True
#1.4.演算子
演算子に関しては以下のものを使用できる。
加算:x + y
減算:x - y
乗算:x * y
除算:x / y
割った余り:x % y
べき乗:x ** y
切り捨て除算:x // y
論理演算子(AND):x and y
論理演算子(OR):x or y
論理演算子(NOT):not x(xは条件式で、条件式がTrueの場合のみFalseを返す。)
##1.5.if文
条件式がTrueの場合のみ後続の処理が実行される。
Pythonでは同じインデントが1つのブロックとなる。
コロン(:)で始まる行が複合分の始まりと判定されるため、複合文中に含まれる同じインデントは1つのブロックとなる。
if 条件式:
#行いたい処理
elif 条件式:
#行いたい処理
#行いたい処理
else:
#どの条件にも当てはまらなかった時の処理
##1.6.for文
for文の繰り返し処理の構文は以下のようになる。
for 変数 in range([始まりの数値=0,]最後の数値[,増加する量=1]):
#ループ処理
for x in range(3):
print(x)
#結果
#0
#1
#2
for x in range(4,10,2):
print(x)
#結果
#4
#6
#8
##1.7.while文
条件が正しい時だけ、whileブロック中の繰り返し処理を行う。
var = 1
while var < 3:
print(var)
var += 1 #加算
##1.8.条件分岐内、ループ内の処理
###1.8.1.break
for,whileを途中で終了したい場合、break文を使用する。
for number in range(10):
if number == 5:
break
print(number)
###1.8.2.continue
for,whileの中にある特定の処理をスキップしたい場合、continue文を使用する。
for number in range (10):
if number == 5:
continue
print(number)
##1.9.配列
###1.9.1.リスト構造
単純な要素をいくつか持っている集合。
# 単純なリスト
list_1 = [1, 2, 3, 4]
# 異なる型のリスト
list_2 = [1, "Hello", True]
# リストにリスト
list_3 = [1, ["hoge", "piyo"], 2, 3]
# 空のリスト
list_4 = []
# 要素を指定した個数繰り返すリスト
list_5 = [1, 2, 3] * 3
# [1, 2, 3, 1, 2, 3, 1, 2, 3]
# 要素の取得
# 要素のインデックスは0から始まる
print(list_1[0])
###1.9.2.辞書構造
keyとvalueの組み合わせが含まれている構造。
keyの重複は許されない、同じkeyは値が上書きされる。
dict = { key1:value1, key2:value2, key3:value3 }>
dict = { 1:"hoge", 2:"piyo" }
# piyo
dict[2]
# [1, 2]
dict.keys()
# [”hoge”, "piyo"]
dict.values()
# [(1, "hoge"), (2, "piyo")]
dict.items()
###1.9.3.変更を許可しない配列
リストと同じ構造だが、編集が不可能。
tuple = (1, 2, 3)
###1.9.4.集合演算等に使用する配列
リストと同じ構造だが、要素が重複できないのと順序の保証がない。
set = set([ 1, 2, 3 ])
# 要素を追加:add
set.add(4)
# 要素を削除:remove
set.remove(3)