はじめに
皆さんは最強のランチャーアプリ、Raycastを知っていますか?
Alfred
やMacに標準で入っているSpotlight
を想像してもらえれば、どういうアプリかは想像がつくと思います。
動作が軽く、どの画面からでも
- アプリの起動
- クリップボードの参照
- ウィンドウのサイズ・位置調整
- どのウィンドウでも使えるスニペットの登録
などが簡単爆速直感的にできます。
そして、Alfred
やSpotlight
と違い、ユーザーが作った拡張機能をインストールして使えるのが最大の特徴になります。
今回の記事ではその拡張機能を紹介しますが、Raycastを使ったことないよって方はぜひ流し読みして興味がでたら使ってみてください!
では、本題に行こうと思います。
Raycastおすすめ拡張機能まとめ
インストールしたいときは、リンク先のinstall
ボタンをクリックしてください!
目次
GitHub
Google Chrome
Google Chrome Profiles
Notion
Color Picker
Coffee
MyIP
Wi-Fi
ray.so
Docker
Port manager
Visual Studio Code
Deepcast
TickTick
Raindrop.io
1password
Pomodoro
Kill Process
Installed Extensions
GitHub
Github
にまつわる操作をRaycastで実行できます。
-
Pull Requests
のリスト表示、検索、作成 -
Issues
のリスト表示、検索、作成 - リポジトリの検索
-
Workflow
の実行 - 未読通知・ 通知のリスト表示
などが実行可能です。
特にIssuesの作成は便利ですね!
Google Chrome
ウィンドウやタブが多くなりまくっていちいち探すのがめんどくさい。chromeあるあるだと思います。
この拡張機能はそれを解決してくれます!
- 複数ウィンドウのタブをまとめてリスト表示&検索
- ブックマークの検索(プロファイルごとに可能)
- 新しいタブorウィンドウを開く(プロファイル指定可能)
- 閲覧履歴の表示、検索
Google Chrome Profiles
Chrome
のちょっと物足りない機能として、プロファイルの指定があるのではないでしょうか?
この拡張機能では、クリップボードのURLを任意のプロファイルで開くという多少めんどくさい手順を一瞬で行うことができます!
そしておまけとして、そのプロファイルのブックマークとその検索もできます。
前述したGoogle Chromeと多少UIが違うので、好みの方を使うといいと思います。
Notion
Notionをどのウィンドウからでも操作できてしまう拡張機能です。具体には、
-
ワークスペースを検索(notion内で
⌘ + P
をした時と同等の動き) - 任意のデータベースにデータを追加
- 任意のページにブックマークを作成
などができます!
ワークスペースを検索はとくに便利で、Notionを普段使いしている方はぜひ試してみてください!
Color Picker
起動するとカーソルがカラーピッカーと化し、画面上でカラーコードをコピーできます。
また過去にコピーした色をグリッド表示で参照することもできます!
Coffee
Macのスリープ機能を無効にすることができます。
特定のアプリの実行中にのみMacがスリープしないようにできたり、タイマーのように一定時間のみスリープしないようにできたりします。
MyIP
現在のIPアドレスを一瞬で確認することができます。
おまけで現在地の地名、緯度経度なども一目で確認できます。
Wi-Fi
アクセスポイントのスキャン、Wi-Fiのオンオフが一瞬にしてできます。
ray.so
X(Twitter)でよく見るようなおしゃれなコードの画像を作成することができます。
このように、URLをエクスポートすることもできます。コードのコピーが簡単にできていいですね。
Docker
Dcokerの操作をRaycastで行えます。
- コンテナの管理
- イメージの管理
- コンポーザーの管理
下の画像のように、コンテナIDのコピーや、リスタート等がどの画面にいてもできるのは嬉しいところです。
Port manager
現在使用されているポートをリスト表示できます。
そこから詳細な情報を確認したり、プロセスをkill
できたりします。
Visual Studio Code
皆さんご存知VSCodeを操作できる拡張機能です。
- 最近開いたプロジェクトを検索、表示
- インストールされているVSCode拡張機能の表示
などができます。
普通にやると少しめんどくさい、
- プロジェクトのパスのコピー
- ターミナルでプロジェクトを開く
などの痒いところに手の届く機能も存在します!
Deepcast
Deeplのapiを使って、Raycast上で手軽に翻訳のできる拡張機能です。
27の言語に対応していて、クリップボードにある英分をすばやく日本語に翻訳できたりします。
APIキーの発行をする必要がある点は注意ですが、Freeプランを選んでおけば料金が発生することはないですし、発行自体も数分で終わるものなので、日常的に英→日、日→英の翻訳をしているかたはおすすめです!
また、こちらの拡張機能は、 コマンドの数が多いので使うコマンドのみをオンにしておくのがおすすめです!
コマンドのオンオフを切り替える方法
1.RaycastでExtensions
コマンドを実行します。
2.Extensions
のリストが表示されるので、deep
と打ち込んでフィルターをかけます。
3. 使うコマンドのみにチェックを入れましょう!
英→日、日→英を使う方は、
- Translate
- Translate Into English (US)
- Translate Into Japanese
をチェックしておくと余計な選択肢が表示されなくなるので快適です!
また、Google Translate
ならばAPIキーの発行は必要なく、ほぼ同等な機能が提供されているのでそちらでもいいかもです。
TickTick
ToDo管理アプリのTickTick
を操作できる拡張機能です。
- 今日 or 今後一週間のタスクを表示
- 全てのタスクの表示、検索
- タスクの追加
と、基本的なTodoの操作をRaycast上で完結させることができます。
Todoist
をお使いの方も同等の拡張機能があるので、そちらも合わせてリンクを掲載します。
Raindrop.io
ブックマークアプリであるRaindrop.io
をRaycast上で操作できる拡張機能です。
- ブックマークの表示、検索、ブラウザで表示
- ブックマークの追加
と、最低限必要な機能が使用できます。
使用するにはTest Token
の取得が必要ですが、料金などはかかりません!
1password
1Password
に保存してあるアイテムのリストが確認できます。
もちろん、パスワード自体は見えないので安心です!
設定には多少の手順が必要ですが、その後の恩恵が大きいので1Password
をよく利用する方はおすすめです!
設定は基本的にインストール後の説明に従っていけばできますが、
brew
を使って1Password CLI
をインストールした場合、Extensions
の1Password CLI Path
がデフォルトと異なり/opt/homebrew/bin/op
になるので注意です!
Pomodoro
ポモドーロタイマーを設定できます。
タイマーはメニューバーに表示され、簡単に確認できます。
セッションごとの時間を弄れるのがめちゃくちゃ便利ですね...
Kill Process
現在動いているプロセスをリスト表示して、個別にkill
できます。
シンプルながら便利な拡張機能です。
Installed Extensions
こちらは他と違って、ここまで紹介した拡張機能を管理する拡張機能です。
インストールしてある拡張機能の表示と、その拡張機能の詳細な設定が素早くできます。
インストールしてある拡張機能が多い人は入れておいて損はないでしょう。
さいごに
今回紹介した拡張機能はほんの一部で、まだまだありますので探してみてください!
他にもこんな便利な拡張機能があるよって方は、コメント欄にお願いします!🙋♂️
また、拡張機能はReactを使って開発することもできるので、そうしても面白そうですね!
では、ここまで読んでくださりありがとうございました!