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入社一年目の新人とVaultを学ぶ。チュートリアル編②

Last updated at Posted at 2015-07-27

Vault 0.2 とは

Vault 0.2は、2015/07/14にリリースされたばかりの
非常に新しい機密情報管理ツールです。

思ったより長くなってしまったので2つに分けました。
以前の記事はこちらから→入社一年目の新人とHashicorp社のVaultを学ぶ。チュートリアル編①

以下続きです。

Step 6: Read and Write Secrets (Step 5がなぜか無い・・)

Vaultの準備ができました。
これでデフォルトであるマウント済みのシークレットバックエンドで、
機密情報を読み込んだり、書き込んだりできます。

Vaultに書き込まれた機密情報は暗号化され、バックエンドのストレージに書き込まれます。
バックエンドのストレージメカニズムは、複合化された値を見ることはなく、
Vault抜きで複合化する手段も持っていません。

書き込むコマンド:
vault write secret/hello value=world

実行結果

Success! Data written to: secret/hello

読み込むコマンド:
vault read secret/hello

実行結果

Key Value
lease_id secret/hello/*********
lease_duration 2592000
lease_renewable false
value world

lease というのが非常に気になる。
lease が切れると値が無効になるのだろうか・・

Step 7: Seal your Vault

これもまたVaultを閉じるAPIです。
これは現在の暗号キーを捨てることにより、データの復旧には、もう一度複合プロセスが必要になります。
Sealing はルート権限と1つの演算子しか必要としません。

これにより、侵入が感知された際、Vaultデータを簡単にロックし、ダメージを最少にとどめることができます。
データのアクセスには、マスターキーの破片が必要不可欠です。

vaultを閉じるコマンド:
vault seal

実行結果:

vault is now sealed

無事封印できたようです。

Last Step: You're finished

fuコマンドでフルスクリーン表示できます。
Vault CLIは HTTP APIを利用します。
これでvaultへのフルアクセスができます。
Vaultのすべての機能はAPIを通してコントロールすることができます。
次はintro guideを読むと良いでしょう。
より多くの情報(ユースケース、サンプル等)を提供しています。

お疲れ様でした。
さすがにチュートリアルだけあって、
はまるところはなかったかと思います。

次はIntroduction to Vault ですかね?

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