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Google Play Playtime 2019 潜入レポと今後やりたくなったこと

Last updated at Posted at 2019-12-25

はじめに

初めまして!NewsPicksのPMをしています、片山と申します。
私は10月にNewsPicksに入社しその前は10代女性向けメディアのWEBディレクターをやっておりました。その中でも主に担当していたことはADNWによるマネタイズでしたが、媒体のユーザーインタビュー、数千人規模の定量調査、媒体売りの営業、オウンドメディアの運営を少し、オウンドメディアから派生した商品開発コンサルタント、新作映画の取材など、、かなり浅いですがwいろんな経験をさせていただいておりました。

10月に入社して最初にUIリニューアルプロジェクトに携わり、現在はそれに伴ったアプリストアの掲載情報のアップデートに取り組んでいます。

さて、今回書くテーマは12/6にGoogleの主催で開催された「Google Playtime 2019」に行ってきた体験記です。
今まで私は、Googleの主催するイベントには数多く出席させていただきましたが、毎度「参加してよかった」と思える事ばかりだったので今回もきっと期待以上の情報が得られるのではないか?と思った事もあり参加を強く希望しました。

参加の前にGoogle Playtimeについて下調べしていたのですが、あまり情報が出回っていなかったので「参加後はこの体験を共有したい」と思っていました。是非とも次回開催の際に役立てていただけたら嬉しいです!

目次

Playtime 2019とは

Playtime は、年に 一度、Google Play のトップパートナー企業の経営層、アプリ事業責任者を対象とした、Google Play が主催する、招待者限定のフラッグシップイベントです。今回のPlaytimeは今年で6回目ということで、大盛況でした。
内容はGoogle Playの活用術や最新情報の共有と、1対1での相談ブース、課題を共有するグループディスカッション、ツールを使用した Q&A セッションなど、国内外のGoogle担当者やエキスパートに直接会話ができる場所となっていて、まさにインタラクティブな場所でした。英語ができるか心配・・みたいな方でも英語のセッションでは1人1台、同時通訳機の貸し出しがあり、言葉の問題は全くなく内容に集中してお話を聞くことができました。また、会場に来ている方々とのネットワーキングができるスペースも常に開かれており参加者のみなさんはうまく活用している様子でした。
アプリとゲームに分かれたセッションの後には、懇親会と GooglePlay2019年ベストアプリ、ゲームの各カテゴリ大賞受賞者発表と授賞式も盛大に行われました。

1日の流れ

今回のPlayTime2019の場所はグランドハイアット。六本木ヒルズに隣接している素敵なホテルです!
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Googleはまるっと渋谷ストリームに移転しましたが、今回はヒルズに隣接したこちらの会場でした。NewsPicksは六本木にオフィスがあるので歩いて行きました。

12:00 - 13:10 受付

受付では登録の名前順でレーンが整備されており名刺をお渡しすると、名前が記名されたカードをいただきました。

思ったよりもかなりスムーズに受付完了

受付の近くには他に、2019年にベストアプリとしてノミネートしていたアプリアイコンが部門ごとに大きくスペースをとって掲載されていました。

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クロークが会場にあったので荷物はそこで預けます。コートなどは邪魔になりがちなところ、その辺の気遣いが嬉しかったです><

早速インタラクティブセッションの案内を発見。

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このインタラクティブセッションとは講義型の一方的なセッションとは違い、少人数制でより詳細の質問などが行き交うセッション形態を指しているようで1つのインタラクティブセッションごとに決まった枚数の整理券を配布していました。まるで大学の講義のように時間割を自分でカスタマイズできるといったところでしょうか。

早めに受付を済ませていた先輩社員が整理券を数枚ゲットしてくださっていたのでなんとか聞きたいものが聞くことができました!

コンテンツが始まるまではオープンスペースで立食のウェルカムドリンクと軽食のサービス!このサービスは1日を通して利用ができるみたいで、一緒にいた同僚も大興奮!笑
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そうこうしているうちに会場がOPENしたので着席します。

13:10 - 13:30 Playtime 2019 開催のご挨拶
13:30 - 14:50 基調講演、Android と Google Play より最新情報、ゲスト セッション

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まずはじめに、GooglePlay Head of Japan AppsのEvan Kojimaさんよりお話がありました。
こちらでは2019年のアプリのトレンドについての傾向と振り返りとともにNTTドコモの方からの基調講演では「5Gがやってくる日本の未来」をわかりやすくまたかっこいい動画も合わせて発表していただきました。

15:20 - 17:10 セッション

アプリに関するセッションとゲームに関するセッションに会場をわけ、来場者は聞きたい内容を選択し聞くことができます。
また、受付前にゲットしたチケットを持って参加する、インタラクティブセッションもこの時間に開催されていました。

17:20 - 17:50 Google Play Q & A セッション

Sli.doを活用してインタラクティブなQ&Aが行われていました。
内容の共有はできませんが、登壇者の方が丁寧に一つずつ質問に回答してくださっておりまさにインタラクティブで有意義な時間となりました。
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18:00 - 20:00 懇親会 / ベストオブ 2019 授賞式

セッション会場外でのオープンスペースでは立食の懇親会が行われ、様々な企業のマーケター・エンジニア・PMが情報交換の場として活用していました。
しばらくすると授賞式が始まり、アプリ(ユーザー投票部門・生活お役立ち部門・自己改善部門・隠れた名作部門・エンターテイメント部門)
とゲーム(ユーザー投票部門・エキサイティング部門・インディー部門・キュート&カジュアル部門・クリエイティブ部門)で各種表彰がありました。
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ゲーム部門での最優秀ゲームアプリとしてドラゴンクエストウォークが表彰されドラクエの生みの親、堀井雄二さんが受賞のコメントをお話されていました。
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セッション内容

「PlayTime(遊び時間)」というように本当に楽しい雰囲気に終始包まれ、まだ触ったことのないおもちゃを与えられたようなワクワクした感覚になりました^^

私が参加したセッションは2つ。

  • ユーザーを細かく分析する上で大切なこと(五十嵐 郁様)
  • サブスクリプション成功への第一歩〜最新情報から読み解くサブスクリプションサービス成長に必要なこと〜(早乙女 太郎様)

また、上記の他に「ストア掲載情報の最適化」という内容のインタラクティブセッションに参加しました。
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ユーザーを細かく分析する上で大切なこと

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このセッションでは主に、ゲームの課金マネタイズによる媒体売上と成長が伸び悩んでいる媒体に向けた内容でした。当初は「NewsPicksにはあまり関係ないお話かな?」とも思っていましたが、媒体者として通じるところもたくさんある内容であったので勉強になることばかりでとても有意義なものとなりました。特に私はゲーム媒体を担当したことがいいままでなかったので初めて見る指標もあり、いつも見ている角度とは別の角度でNewsPicksを俯瞰できるいいきっかけとなったセッションでした。

サブスクリプション成功への第一歩

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このセッションでは、主にサブスクリプションを導入されていない媒体向けに内容の用意をされていたようでしたがサブスクリプションアプリ市場の最新情報と、サブスクリプション市場の活性化をはかる新たなストアのアップデート情報&他社事例をもとにこれからのサービス成長のヒントを紹介してくれました。他社の事例で成功した実績がわかりやすく発表されていたことでより現実的に検討することができ、社内にすぐ共有したくなるような目から鱗のヒントをたくさん紹介してくれました。

今後やりたくなったこと

NewsPicksはソーシャル経済メディアとして、ユーザーの方と共にたくさんの素晴らしいコンテンツを生み出し続けています。
また、サービス価値のもう一方の側面には、アプリがもたらす総合的な体験としての価値があります。アプリの体験を向上させていくため、先端のトレンドをしっかりと把握し、また分析や調査をしっかりと行い、それらに基づくたゆまぬ改善を求められていることを、あらためて実感しました。
今回のPlaytime 2019で得た最新情報と施策・開発のヒントを踏まえ、より探し求めているコンテンツに出会いやすくユーザーの方の行動に寄り添える改善と進化を心がけコンテンツとアプリの両面からNO.1のアプリだといっていただけるようにしていきたいものです。
そしてひいては、たくさんのかたに手にとっていただきその中から生まれた新たなアイデアで世界が変えることができればと思っています。

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