人工知能(Artificial Intelligence:AI)を学ぶ上でオントロジーという言葉があります。
ここでは、初心者用にオントロジーに関連する言葉をまとめておきます。
オントロジー(ontology)とは
人工知能を研究する際に「知識」を記述すること自体を研究する過程で研究されたものです。
オントロジーとは
・情報システムの世界でも仕様書があるように、
知識を書くときも、そこに「仕様書」があるべきという考え方
・哲学用語で「存在論」のこと
・人工知能の用語としては「概念化の明示的な仕様」と定義される
オントロジーには、ヘビーウェイトとライトウエイトというものがあります。
ヘビーウェイト・オントロジー
・人間がきちんと考えて知識を記述していくためにはどうしたら良いか
という考え方
ライトウェイト・オントロジー
・コンピュータにデータを読み込ませて自動で概念間の関係性を見つけようという考え方
・効率化を重視し、完全に正しくなくても使えるものであれば良くてややいい加減だけど、現実的な思想
・ウェブマイニング(ウェブデータを解析して知識を取り出す)
・データマイニング(ビッグデータを分析して知識を取り出す)
ワトソン
IBMが開発した人工知能
ウィキペディアの記述をもとにライトウェイト・オントロジー
を生成する
1997年 IBMのディープブルーがチェスの世界チャンピオンに勝利
2011年 ワトソンがクイズ番組のチャンピオンに勝利