はじめに
負荷テストをしている際に、タイムアウトエラーが発生してしまい、原因を探ると変数に大量のデータが入っていることが要因だった。
対策としてはプログラムの方で一つの変数に大量のデータが入らないように改修したが、それと同時にphpのメモリ上限をあげる方法があるということを知った。
それまではphpのメモリという概念自体を意識していなかった上に、理解をしていなかったためQiitaを執筆する。
phpのメモリとは
まずphpのメモリとは、phpのプログラムを実行する際に使用されるメモリの容量のことである。
phpのメモリに関するエラーが発生した際の対処
メモリ容量の上限は任意に設定することができるが、メモリエラーやタイムウトエラーが発生した際に、上限を上げるというのは安易で、プログラムの方でおかしな処理の仕方をしていないか確認することが重要である。
例えば今回の自分のように、変数に大量のデータが入るようになってしまっていたり、for文で大きな負荷がかかる処理の書き方をしていないかを確認することが重要。
phpのメモリの上限を上げるということは最終手段と考える。
phpのメモリ容量を上げる方法
php.iniファイルを編集し、memory_limitディレクティブを変更する。
memory_limit = 256M
まとめ
・phpのメモリとはphpのプログラムの処理に使用するメモリ容量のこと
・メモリに関するエラーが発生したら負荷のかかる処理を書いていないか見直す
・メモリの上限を上げるのは最終手段