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Aurora MySQL 2.01 (MySQL5.7互換)のリリースノート

Last updated at Posted at 2018-02-07

https://forums.aws.amazon.com/ann.jspa?annID=5424
こちらの簡約です。

Amazon Aurora MySQL 2.01 GA

  • Aurora MySQL 2.xバージョン <=> MySQL 5.7.12の互換性
  • Aurora MySQL 1.xバージョン <=> MySQL 5.6.10の互換性

新しくAurora MySQLデータベースクラスタを作成する場合、MySQL 5.7.12またはMySQL 5.6.10のいずれかを選択することができる。(スナップショットからの復元も含む)

Aurora MySQL 2.01には、Aurora MySQL 1.15との機能等価性

  • Aurora MySQL 1.14 および1.15のスナップショットをAurora MySQL 2.01にリストア

不可

  • MySQL 5.6.10互換のAurora MySQL 1.16以上のスナップショットをAurora MySQL 2.01にリストア
  • Aurora MySQL 1.xクラスタのAurora MySQL 2.01へのインプレースアップグレード
  • S3バックアップからのAurora MySQL 2.01への復元

これらの制限はAurora MySQL 2.xリリースでなくなる予定

MySQL 5.7.12との互換性

サポートしているもの

  • JSONサポート
  • 空間インデックス
  • 生成カラム

z-orderカーブを使用した空間インデックス作成のネイティブ実装を使用して、空間データセット用のMySQL 5.7よりも20倍以上の書き込みパフォーマンスと10倍以上の読み取りパフォーマンスを実現。

サポートしていないもの

  • グローバルトランザクション識別子(GTID)
  • グループレプリケーションプラグイン
  • innodb_page_sizeの64k指定
  • 起動時のInnoDBバッファプールのロード
  • InnoDB full-text parserプラグイン
  • マルチソースレプリケーション
  • パスワードValidationプラグイン
  • Query rewriteプラグイン
  • レプリケーションフィルタリング
  • CREATE TABLESPACE SQLステートメント
  • Xプロトコル

まとめ

一部サポートされていないものもありますが、一般的なWebアプリケーションで試しに使う分には支障はなさそうに思われます。
「Aurora、5.7使えないのかー」って声の中では、JSONカラムと空間インデックスに関するものが多かったと思うので、今回これが大きいですね。

追記

いつものごとく、クラメソさんが素早く記事にしてくれておりました。
東京リージョン対応や、実際にngramを試すところなどこちらのほうがわかりやすくなっております。

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