はじめに

この記事は女性エンジニア応援！エンジニアとしてやりがいを感じた経験談をシェアしよう！ by パナソニックコネクト Advent Calendar 2024 15日目の記事です。
遅れての投稿となってしまいました、申し訳ございません🙇‍♀️

前回の記事は Advent Calendar 2023 CyberAgent内定者が考える脱初心者エンジニア論で、実に1年ぶりの投稿になりますが、今回も技術の話ではなく、今後の抱負を込めた私的キャリア論についてお話しします。

また、この記事では、妊娠・出産について触れるので、このような話題が苦手な方は今ブラウザバックしてください💨

入社2ヶ月前に妊娠、究極の2択⚖️

2024年2月某日、まだ内定者だった私は、入社前配属希望を第一希望で出していた部署の先輩方とスノボへ行き、「入社したらこの部署でバリバリ働きたい！」とますますやる気溢れたその日に、妊娠がわかりました。

本来妊娠したら、嬉しい気持ちでいっぱいのはずですが、その時の私は、驚きと不安の気持ちしかありませんでした。
「これから社会人になるというのに？流石に新卒一年目で出産は無謀では？」
こんなことしか考えられていなかったと思います。

特に、自分が希望していた部署は、とても勢いのある事業を扱っており社内でも忙しめの部署だったので、
「もし私が出産するとなったら、おそらくそこには配属されず、別の超ホワイト部署に配属されるだろう」
なんてネガティブな妄想をしていました。

また、自分にとって新卒一年目というのは、今後のキャリアにおいて大事なスタートダッシュ期間だと考えていたので、そんな大事な時期に出産し、そこから子育てしていくとなれば、ほぼ自分のキャリアを諦めるようなものだとも考えていました。

キャリアをとるか、出産をとるか

まさに究極の2択でした。

最終的に、どちらの選択が今後より後悔するかを考えた時に、
キャリアは、最初からバリバリ働くことはできなくても、頑張れば後から巻き返せると思えるのに対し、
出産は、あの時子どもを諦めてしまったという後悔が一生残り続ける気がして、
二週間ほど悩んだ末、出産する決断をしました。

想像以上に会社は柔軟だった😳

人事の方に、出産することを報告をする時、自分の中では「キャリア諦めます」と宣言しているような気持ちに勝手になって、溢れそうな涙を我慢しながら報告したのを覚えています。
そして、新卒で出産か...と思われるんじゃ無いかと、ビクビクもしていました。

しかし、そんな気持ちとは裏腹に、祝福のお言葉に続けて、入社後の新卒研修とつわりの両立について、妊娠・出産に関する制度の話、そして一番心配だった配属部署についても、出来るだけ私の希望通りになるようにと、ありがたいお話しばかりでした。

また過去にも、エンジニア職ではないが、同じように新卒で妊娠・出産した人がいるという話も知り、前例があるということで、自分だけじゃなかったんだとホッとしました。

そして、入社後は無事に第一希望の部署に配属されました🎉
どうやら、短期的には、すぐに産休に入ることで人員が欠けるデメリットがあるものの、
長期的に見れば、産休後に復職してから頑張ってもらえればいい、と考えてくださったようです。
真相は分かりませんが、本当に感謝しています😭

結果的に、キャリアと出産、どちらも諦めずに済んだのです✨

思っていた以上に、会社は妊娠・出産に対して、柔軟でした。
全ての会社がこのような対応をしてくださる世の中ではまだないと思いますが、
女性のキャリアと子育ての両立に、大きな希望が持てたのです🔥

妊娠中の働き方

幸いにも自分は、つわりが比較的軽い方だったので、体調不良で会社を休む事はせずにすみました。
が、もしつわりが酷かったら、遠慮せずにお休みして、母体と赤ちゃんの健康を最優先にするべきだと思います。

常に、 「決して無理はせずに、体調第一で」 を心掛けていました。

上長ともこまめに1on1を行い、個人目標についてはもちろん、最近の体調の変化、タスク量に問題はないか、などを擦り合わせることで、仕事と妊娠の両立が出来ていたと思います。

特に、妊娠中は、赤ちゃんに膨大なエネルギーを吸われているのか常に眠気があり、にもかかわらずカフェインは積極的に摂取できないので、
事前に「眠気がすごいので、仕事中目を瞑っている時があるかもしれません」と共有した上で、うたた寝をしている時もありました。（すみません🙇‍♀️）
ただ、夜はちゃんと寝ていた（毎日9時間ほど）ので、仕事の効率はそこまで落ちていなかったと思います。思いたい...！😃

また、リモートワークも出来ましたが、出社することで少しでも体を動かし、出産時の体力作りを行なっていました。
このおかげもあってか、分娩時間3時間の爆速安産でした🙆‍♀️
ですが、少しでも切迫早産などの疑いがある場合は、リモートワーク一択だと思います。

バリキャリエンジニアを目指して

そんなこんなで10月末に、無事3480gの可愛い男の子を出産しました👶🩵
こんな可愛い我が子を手放そうとしていたなんて、と思うと自分に嫌気がさしますが、
あの時、出産するという選択をして本当に良かったと思います。

今は産休中ですが、復職後のハンデを少しでも減らすために、副業でコードを書いてます。また、夫のサポートもあり、1月からフルタイム復帰する予定で、4月からは息子も保育園に入園する予定です。
同期と比較すると、圧倒的に仕事に充てられる時間（土日の勉強などを含め）は少なく悔しい気持ちもありますが、日中は仕事、家に帰ったら子育て、隙間時間ができたらダラダラせずに有効活用、とメリハリつけて、キャリアと子育ての両立を実現していきます。

第一目標は、同期の中で一番効率よく働くこと！
そして、息子に自慢のママと思ってもらえるような、バリキャリを目指して頑張ります🚀

ハッピーホリデー！メリークリスマス！🎄