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SAP DataWarehouseCloudを触ってみた② 〜ビューの作成〜

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#はじめに
SAP DataWarehouseCloudを触ってみた①の続きになります。
作成したテーブルを使用し複数のテーブルを結合したビューの作成を行います。
##1.ビューの作成
左のメニューの「Data Builder」をクリックし、対象のスペース選択後に
「New Graphical View」をクリックします。
image.png

「Repository」>「Tables」からビューで使用するテーブルを右側の作業スペースにドラッグします。
image.png

今回は、下記条件でテーブルをJoinします。※操作方法については動画を参照
 ① 「売上」と「顧客マスター」を「CUSTOMERID」でINNER JOIN
 ② ①でJoinしたテーブルと「製品マスター」を「PROJECTID」でINNER JOIN

##2.ビューのタイプ、メジャー、属性の設定
作成したビューを選択し、ビューの「Business Name」と技術名「Technical Name」を変更します。
 ・ビジネス名:売上明細
 ・技術名:V_Orders
image.png

ビュータイプを「Analytics Dataset」に変更します。
※SACでストーリー作成する際は、変更が必要です。
image.png

「Attribute」>「NETSALES」>「・・・」の「Change to Measure」をクリックし、「NETSALES」をメジャー項目に設定します。
image.png

##3.ビジネス名、表示項目の設定
メジャー項目、属性項目について、カラムごとのビジネス名や、表示/非表示の設定することが可能です。
<メジャー項目の設定>
「Measures」の横に表示されているアイコン「Edit Measures(鉛筆)」アイコンをクリックします。
image.png

「Business Name」を「売上」に変更し、「Close」ボタンをクリックします。
image.png

属性項目のビジネス名を下記表の項目のみ「Business Name」を変更します。

カラム名 ビジネス名
CUSTOMER 顧客
CITYNAME 都市
COUNTRYNAME
REGIONNAME 地域
PRODUCTNAME 製品
CATEGORYNAME 製品カテゴリー
LINENAME 製品ライン
image.png

属性項目については、表示/非表示項目の設定も行います。
非表示項目について、下記画面の右端「Show(目)」アイコン列のチェックを外します。
※今回は、ビジネス名を設定した項目以外全て非表示に設定します。
image.png

「Expose for Consumption」のチェックを入れ、
画面上部の「Save」アイコンをクリックし保存後、「Deploy」アイコンをクリックしデプロイします。
image.png

##【補足】 ビュー作成時にできること
ビュー作成時に、計算カラムの追加やフィルターの設定ができたので、一部のみですが、
実際に使用した機能のみ、以下で紹介します。

###1.フィルターの設定
VIEW作成時に取得元テーブルに条件(SQLでいうWHERE)を追加することが可能です。

対象のテーブルを作業スペースで選択し、「Filter」アイコンをクリック後、下記画面が表示されるので
「Expression」にデータの抽出条件を設定します。
image.png

###2.表示項目の設定
「3.ビジネス名、表示項目の設定」の章で完成したVIEWに対し表示/非表示項目の設定を行いましたが、
各取得元テーブルで先に表示/非表示項目の設定をすることが可能です。

対象のテーブルを作業スペースで選択し、「Rename/Excuse Clume」アイコンをクリック後、下記画面が表示されるので
対象カラムを選択し、非表示にする場合は「Exclude Selected Column」をクリックします。
表示する場合は、対象カラムを選択後、「Restore Selected Column」をクリックします。
image.png

###3.計算カラムの追加
Caluclation Columnを追加することで、文字列から数値へ変換した値や、条件分岐(CASE)での値を設定したカラムを追加することが可能です。

対象のテーブルを作業スペースで選択し、「CalcLation Culumn」アイコンをクリック後、下記画面が表示されるので、
「+」をクリックします。
image.png

下記画面で、計算カラムの設定を行います。
 ・Business Name:追加するカラムのビジネス名
 ・Technical Name:追加するカラムの技術名
 ・Data Type:追加するカラムの型
 ・Length:追加するカラムの桁数
 ・Expression:追加するカラムの内容
image.png

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