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「ピントの合う」立体映像について調べてみた

Last updated at Posted at 2021-04-14

what's this

この記事は個人的に気になるニュースについて調べてその内容をまとめてみようと思います.公開記事にした理由としては,自身のまとめた内容についてさらなる情報や情報の訂正などをいただけるチャンスを増やすためです.最終的に自身が扱っているmagicleapというデバイスに還元できないかなと考えています.

随時更新してきますので温かい目で見ていただけると幸いです.

気になった記事とは

これです.リンク切れになったときのために自分が気になった部分をピックアップしてみます.

ライトフィールドディスプレイ技術では、VR内の対象との距離に合わせて焦点を変更可能

「ピントの合う」感覚ってつまりは焦点に合わせてぼかしエフェクトをかけるということだと思うのですが,これが難しいんです. 私の知識では,

  1. 映像を認識する
  2. ぼかし処理をかける(平滑フィルタ,ガウシアンフィルタ等?)
  3. 処理をした画像を表示する

という工程が必要になると考えています.したがって視界全体に映像を表示するVRでは実現できるかもしれませんが,現実空間の一部に映像を表示するARでは実現が難しいのではないかと考えています.この技術がmagicleapでも実現することができればとても楽しいことになる予感がするので詳しいことを調べていきたいと考えています.

「ピントの合う」=ライトフィールド技術

今回の目玉となっている「ピントの合う」技術はライトフィールド技術という名前のようです.具体的にはどのような技術でしょうか.

ピントの合う=輻輳+調節

実際の人間の目がピントを合わせるときは2つの動作が起きています.1つ目は「輻輳」,これは2つの目の向きを調節してピントを合わせます.対象が近いほど寄り目に,遠いほど離れ目になります.

調整とは眼球の水晶体の厚みを変化させる動作です.「視力が低下する」のはこの機能がうまくできていないことが原因でしょうか(根拠は調べていません).

ライトフィールド技術とは

ライトフィールド技術はどのような動作をしているのでしょうか.この記事では次のように書いています.

ライトフィールド:3次元空間における視覚情報を、空間中を伝わる光線の情報として再現したもの。光線空間とも呼ばれる。

わかりそうでわからない表現.もっと噛み砕いて書いてみましょう.この技術の理解のポイントは何を再現するかということにあります.一般的なVRと比較して考えてみましょう.

一般的なVRディスプレイ

VRディスプレイは視点を再現する技術です.左右2つの視点から見える画像を用意して人間の脳内で立体的に認識させる技術です.

ライトフィールドディスプレイ

ライトフィールドディスプレイは物体から反射した光を再現する技術です.実際の風景を観測者が見るとき、位置が変わると観測者の目に入る光も変わります.物体から反射した光を再現することでこの現象を再現する事ができ,裸眼でも自由な距離から立体映像を実現することができます.

「ピントの合う」技術をどうやって実現しているのか

参考にしたもの

  1. VR・ARデバイス向け新技術 「ピントの合う」さらにリアルな体験へ
  2. ライトフィールドディスプレイのCREAL、ピントの合うVR/ARデバイスのプロトタイプ発表
  3. 未来のAR/VRヘッドセットは視点に追従して焦点を合わせるライトフィールド技術が本命か
  4. 輻輳と調節
  5. 凸版印刷、ライトフィールド技術活用のVRHMD開発
  6. VRとは?
    仕組みや体験方法を具体的に解説します
  7. 最新技術キーワード解説 知っておきたい最新の動き【ライトフィールドディスプレイ】
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