やりたいこと
- Python の学習コンテンツのサンプルコードを自前の環境で実行したい
- とにかく手軽に!
W3Schools や入門書の Python サンプルコードを手元で実行する方法を、手軽さを重視して検討しました。
やったこと
VS Code の標準機能 Python Interactive Window
すべてここに書いてあります。
環境
- Visual Studio Code: 1.88.0
- Python: 3.12.2
- Jupyter: 2024.3.0
超簡単
拡張子 .py
の通常の Python ファイルで # %%
と追加すると次の # %%
までが「セル」として認識され、その部分だけ実行できるようになります。
Jupyter 関連のパッケージがない場合はインストールが促されるようです。私は既に環境構築されていたので何もなく開始できました。
# %%
msg = "Hello World"
print(msg)
# %%
msg = "Hello again"
print(msg)
Run Cell で実行
この他にも...
Plot Viewer や Data Viewer など便利そうな機能がまだあります。初学者の友ですね。
余談:いまいちだったソリューション
Polyglot Notebooks
出たときに飛びついて C# の動作確認・テスト実装に活躍した Polyglot Notebooks ですが、その後 xUnit でテストコードを書き溜めていくようになり使っていませんでした。
これでもセルごとの実行はできるのですが、実行のたびに .ipynb
ファイルの execution_count
がカウントアップされていき不必要な差分となってしまいました。学習成果のソースコードは GitHub で管理したいと考えていたので、あえなくグッバイとなりました。
サンプルコードごとにファイルを作って個別に実装
最初これでやってました。ファイルの作成・管理は面倒ですし、実行時にどのファイルか確認したり範囲選択するのが本当に面倒。ワンクリックで実行できる気軽さは最強です。