私の所属する部署では各自機能を実装したらプルリクエスト(プルリク)を出してソースコードレビューをしています。その中でいくつか問題点を感じたので、「プルリクレゴ」を始めてみました。ひと月ほど経って一つの作品が完成したので、少しまとめておきます。
みんなで作り上げた「アウディ スポーツ・クワトロS1」
最近感じている問題点
- プルリクがなかなか終わらない
- プルリクがブランチマージのための儀式になりかけている
- 部署内の別チーム間の繋がりが薄れてきている
- 若干仕事場が重く感じる(真面目側にに振れている)
プルリクレゴとは
- 書籍「SCRUM BOOT CAMP THE BOOK」のコラムに出てきた「リリースレゴ」を参考にした
- プルリクを完了するたびに1手順ずつレゴを組み立てていく
- 部署内のチームに関係なく、ひとつのレゴを作り上げる
- 今回購入したのは実売価格2000円くらいの車のレゴ
- 手順は60ほど
- 1日2,3個のプルリクが完了されて1ヶ月以内に完成すると予想
期待する効果
ちょっと希望が強すぎる気がしますが、以下のような効果を期待しています。
- チームビルディング
- レゴをきっかけにした会話の増加
- 開発しているソフトウェアは違えど、One team であることのの再確認
- ソースコードレビューのスピードアップ
- 組み立てに多く参加するため細かく沢山のプルリクを出すようになる
- オブジェクト指向や DDD を学んで、設計品質の向上も副産物として期待
- 早く完成を見たいのでプルリクのチェックをすぐするようになる
- 組み立てに多く参加するため細かく沢山のプルリクを出すようになる
- 仕事場の雰囲気改善
- 楽しく開発できる環境
- レゴが飾ってあるくだけたオフィス
感想
- 今のところ楽しく実施できている
- 手順によって楽しい・つまらないがある
- 他の部署の視線が気になる
- プルリクを出さないマネージャーをどう参加させるかが課題
子供の頃レゴが好きだったこともあってか、私はとても楽しんでいます。日々締切に追われて殺伐としていくのはナンセンスだと思っているので、ちょっとした息抜きにでもなれば良いと思います。
レゴに限らず、プロダクトと同時にチームで何かを作っていくの、アリだと思います。