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給与に悩みがある人こそ、評価制度の理解を深めよう

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当社の評価制度が「どんな評価をしているのか」「評価から期待する効果」「何をすればいいのか」等を抜粋しながら、評価の想い等をお伝えして行きたいと思います。

当社以外にお勤めの方々にはこの記事を切っ掛けにご自身の会社の評価制度を理解・興味を深めて頂きたい。
当社従業員各位には、評価制度の理解を深め日々の取り組みに活かして欲しい。

そんな想いで執筆したいと思います。

目次

1.評価の影響/効果
2.会社が期待する効果
3.社員が期待する効果
4.本日の纏め

1. 評価の影響/効果

評価制度を理解して行く上で切っても切り離せないモノが「経営理念」。
皆さん、自社の経営理念はご存知ですか?

経営理念とは、創業者や経営者の信念や目標を具体化した言葉です。
この理念を実現する為に、人を集め、サービスを提供し、時には会社の環境も整備しながら経営しているのです。
評価制度というのもまさに会社が作った”環境”の1つであり、採用基準やサービス等、様々な事柄に経営理念は紐づいています。
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その制度を活用して行くと、どのような効果が期待できるのでしょうか。
当社の経営理念と評価制度を参考にしながら会社側/社員側双方の目線で見てみましょう。
※2021年11月時点の評価制度を参照しています。

2. 会社が期待する効果

当社オブジェクティブグループの経営理念
~快適かつ最適な環境の提供~
社会や時代の変化にも対応しながら、顧客にとって快適であり最適な環境を提供出来る組織を目指しています。

この理念を実現する為に「能力」と「情意」という2つの目標を設け、それに付随した合計8つの項目で評価出来るようにしました。
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評価項目の意図
仮説/改善/自動化・・・クライアントのニーズに仮設を立て、その考えを元に改善をして行きます。さらにIT技術を用いて自動化する事で、快適さと最適さを兼ねたサービスを提供出来る人材を目指して行けます。

キャッチアップ/ボトムアップ・・・常に新しい情報を取り入れる事で、その時代に合った価値を見出せるようになります。また、組織や個人の能力を底上げする事により、品質を向上させる事も出来ます。

OKR/インプット/報告・・・目標設定やその達成、学びや報告等、当社の社員として持ち合わせて欲しい考え方や姿勢を取り入れています。

各項目を理解し成果/評価を上げてくれる社員が増える程、会社としての能力も上がり、当社の理念である快適さや最適さを提供出来る組織に近づく事が出来ると考えています。
これが会社から見た時の評価制度の効果・期待値でもあります。
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3. 社員が期待する効果

社員にとって、評価の結果として得たいものの1つは給与では無いでしょうか。
経営理念をもとに作られた当社の評価制度。
これがどのように給与に影響して行くのか見てみましょう。

当社では、能力・情意目標の点数により、グレード(ランクのようなもの)を4段階(S1/S2/L1/L2)設けています。
S・・・スタッフクラス
L・・・リーダークラス
入社当初はS1からスタートし、グレードが上がる毎に手当が付与されたり、グレードによって基本給や手当の付与割合が上がったりします。

また、評価点だけでなく組織や個々が配属されているチームの業績目標に対する達成度次第で変動する手当もあります。

評価点数や業績の達成度を参照し給与を算出しているので、個人の評価を上げていく事組織やチームの業績に貢献する事が当社で給与を上げるにはポイントになって来ます。
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評価内容や業績への貢献等、給与を上げる為の要素を理解する事で、何をどうすれば給与がどれくらい付与されるのか”見える化”出来るようにしています。

4. 本日の纏め

本日は評価制度目的や会社や従業員に与える影響の一部をお伝えしました。
それぞれの会社に評価制度の目的や想い等があり、それに沿った取り組みをしてくれた社員を評価したいという考えで制度が作られていると思います。

評価制度の意図や効果などにも理解を深めて頂く事で、自分は何から取り組めば求める効果を得られるのか”考える”切っ掛けになれば幸いです。

今後も当社の評価制度についてお伝えしながら、「評価とは」「オブジェクティブという組織とは」どういったものなのか知って頂きたいと思います。

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