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位置情報Joinをやってみる

Last updated at Posted at 2018-12-23

ArcGISで位置情報Joinをやってみる

何かしらの形で地理情報を扱ったことってありますよね。いろいろな形式などありますが、GoogleMapsとかでみるあのLatとかLonとかいうやつです。
このようなデータをメインに扱うシステムのことを地理情報システムといいます (通称GIS Geographic Information System)

今回は、結構本格的なGISの代表角のArcGISを使って少しだけできることを書いてみます。。。

みなさんSQLでJoin文とかって書いたことありますよね。別々のテーブルを関連するデータを使って連携させてより詳細なデータを取得していく。
GISでは位置情報を扱うので位置情報でのJoin (Spatial Join) ができます、しかもかなりお手軽に!

例を使って見てみましょう。

この例では2つの地理情報を使いますホテルの位置データと地域のデータこの2つをJoinしてホテルがどの地域にあるか調べてみましょう。

アメリカワシントンDCのホテルの位置データ(点:Point): http://opendata.dc.gov/datasets/a3ed163dbf994792a010d742ef1f683d_6
このようなデータが入ってます:
Screen Shot 2018-12-25 at 06.48.29.png

地域のデータ(多角形:Polygon)はこちらからダウンロード: https://www.zillow.com/howto/api/neighborhood-boundaries.htm
データはこんな感じです:
Screen Shot 2018-12-25 at 06.48.41.png

(地理情報のオープンデータって結構あるんです)

ではこのホテルがどの地域にあるかSpatialJoinをして特定してみます。手順は簡単です。

1) GISに2つのテータを追加(ドラッグアンドドロップするだけです)
uuuu.gif

2) SpatialJoin(Catalog->System Toolboxes->Analysis Tool->Overlay)を実行する、1つ目のInputがホテルのデータ、2つめが地域、あとはデフォルトでOK:
oooo.gif

新しいデータが作成されデータを見ると地域の情報がJoinされてますね!

今回はこれだけですがGISにはまだまだたくさん面白い機能がありカスタマイズなども可能です。テキスト、数字だけではなくたまには視点を変えてデータを見ると普段あまり気づかないことも気づけるかもしれませんね。
GIS試してみてね。

おわり。

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