はじめに
この4月からエンジニアとして4年目になりました。
タイトルの通り、大学を2回留年した上に退学しても、なんだかんだ普通の社会人として生きていけるということを昔退学したての自分や(かなりレアだと思いますが)昔の自分のような人がいれば教えてあげたいなと思い記事にしました。
さらに、私はすでに2回転職をしているのでそのあたりもお話しできればと思います。
大学中退から1社目
大学を留年して退学理由は割愛します。(あまりいい話はできないので・・・)
地方国公立大学に通っていたのでそのままその地域で就職活動をし、たまたま内定が出た業務システムを開発、販売している小さな会社に就職しました。
中小企業のため非常に緩く、その年の夏休み明けからアルバイトとして働き始めて中退するとなった時も「別にいいよ~」という感じで許していただき翌年の4月から正社員として働き始めました。
大手とは違いまともな研修がないため、技術本を数冊渡されて自分で業務に必要な知識を身に着けて、4月からはコーダーとして実際に開発をしていました。
大学がCS関係ではなく業務の内容やエンジニアのことが知らないことだらけで非常に苦労しました。(エンジニアは1年目が一番きついとは言われてますが)
このころの私は、非常に学歴コンプといいますか、劣等感を感じていたのでその差を埋めるべく少しでも成長しようと無我夢中でした。
- 少しでも経験を積むべく1秒でも早くコーディングを終わらす。(ただしバグ大量発生)
- 技術本や雑誌をひたすら読む。
- 基本情報の勉強をする。(当日寝坊)
- AWS認定を受ける。(CLF合格)
上記のことを実行しました。
このころに読んだ本で一番心に残ってるのは「オライリー リーダブルコード」です。
技術的負債をためないコードの書き方やコメントの重要性など今のコーディングでも使っている知識などがあり非常に勉強になりました。
基本情報の勉強もエンジニアとしての知識を体系的に学べましたしAWS認定もAWSだけでなくネットワークの知識の理解も深まるのですべてが役立っています。
1年ほど公私ともに学んでいると自分が挑戦してみたい分野というものが生まれてきました。
拾っていただいた恩はありましたが転職を決意し入社して1年半たったあたりで退職し次の会社へ行くことにしました。
転職活動と2社目
私自身大学中退と経歴が汚れているのでそもそも書類が通るかなど不安でしたが、転職活動は特に問題なく進みとんとん拍子で内定を頂きました。
私の持っている技術スタックが相手方が求めている人材と非常にマッチしていたので、ここの転職活動は非常に運があったと思っています。
私のやりたい分野というのがクラウド関係で、クラウド技術を使ったシステムに携わりたいと思い2社目は、WEB系で映像関係のシステムを扱っている会社に転職しました。
ここでも1年目でやっていたことは継続して行い自己研磨に励みました。
- 早さも大事だが保守性の高いコードを書くことを意識
- 技術本や雑誌をひたすら読む。
- 応用情報の勉強をする。(挑戦中)
- AWS認定を受ける。(SAA合格)
このころには会社の上司の方や仲間から非常に評価されるようになり、難易度の高い仕事を振られたりリーダー職も任されたりと様々な経験をさせてもらいました。
このころには社会人なりたての頃に感じていた劣等感はなくなり自信がついてきました。
2社目で非常にいい経験をさせてもらい成長したと感じますが、さらにレベルの高い環境で新規サービスの立ち上げに携わってい見たいと思い再び転職しようと決意しました。
直近の転職活動
新卒の時含めて今までで一番慎重に行った転職活動でした。
自分がどのような仕事をしたいのか、会社に対してどのような待遇を望むか、環境はどうなのかなど総合的に自己分析や企業分析を行いました。
エージェントも利用して様々な方向から転職活動を行いました。
自分の技術や経験に自信を持っていたといえ自分の経歴が汚れているのに多少後ろめたさがありましたが、この時に受けた企業がメガベンチャーや大手企業も含まれており、いくつかの企業から内定もいただきもはや学歴などは関係ないのだなと感じ少なくとも社会人になってやってきた努力は無駄ではなかったと感じました。
結果、自分が納得できる会社とポジションに転職できて現在その会社で働いております。
前職の最後の方は自信過剰すぎて謎の全能感があっただけに今現在逆異世界転生でわからないことだらけになり、きつさを感じますがそれ以上に挑戦者としてたのしさを感じています。
結局何が言いたかったか
大学2留中退でも、日々努力していればそれなりに良いエンジニア人生送れるということを伝えたかったです。
おそらくエンジニアだけには限らないと思いますが、精神さえ元気で働くことができるなら人生何とかなると考えています。
変に学歴コンプや劣等感を抱えている人がいれば、そう思っているくらいならそれを覆すくらいの知識と経験で覆せるようお互い頑張っていきましょう。
今後どうしようか
今回それなりに有名な企業に入り少しだけ燃え尽き症候群みたいなものを感じていました。
なのでこのように記事にして振り返ってもう一度頑張ろうというモチベにしようと考えました。
あとSNSやキータの他の記事をみたりすると自分より若いのにつよつよなエンジニアが多くて少しだけ嫉妬してしまいますが逆に負けたくないとモチベーションが上がります。
今後は今まで通りインプットしつつ、このようにアウトプットも増やしていきたいなと思います。
あとは、IPAの試験の高度取りたいとかAWS認定12冠したいとかやりたいことはたくさんあります。
一つ一つ自分のペースで成長していきたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。