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Fail2banの概要

Last updated at Posted at 2019-11-19

ウェブサーバを立ち上げ、サイト開設するじゃないですか。
数日後、アクセスログを見るじゃないですか。
下のようなありさまじゃないですか。

  • サイトへのアクセスログ : ゼロ
  • 不正アクセスを試みるログ : たくさん

そう、僕が開設したのは、サイトではなかったのです。

ただの攻撃対象だったのです。。

お・わ・り (ゝω・)v

🐟 ... 🐟 ... 🐟 ...

このままでは悲しいので (というか、このまま放置すると、致命的な被害を被るおそれもありますので)、Fail2banを導入することにします。

要旨

この記事では、Fail2banというツールの概要を書きます。

具体的な設定の例は、検索したらたくさん出てきましたので、そちらを参照するとよいかと思います。

ツール概要

アクセス遮断したいIPアドレスを登録してくれるデーモンです。

ログ監視により、遮断IPアドレスが判断されるので、「どのログ」の「どんなアクセス」が「何回あったか」などを設定する必要があります。

バージョン

  • OS : CentOS 7.6
  • Fail2ban : 0.9.7

インストール

CentOSなら yum からでも可です。

設定

/etc/fail2ban/jail.d/

Banの個別設定です。

  • どのログファイルを監視するか
  • filter.dで設定した文字列を、何秒に何回検知したらBanするか
  • Banする期間は何秒か

などを設定します。

/etc/fail2ban/filter.d/

検知したいログの文字列を設定します。
どのfilterを使うかはjailで設定します。

運用

すべき設定をしたら、 systemctl コマンドでデーモンを起動します。

$ fail2ban-client list [jailで定義した文字列]

で出力されるBanリスト (BanされたIPリスト) を見ると、導入してよかったな、と思えます。

おわりに

この記事では、Fail2banというツールの概要を書きました。

それではごきげんよう。

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