背景
何かわからないことを調べることはエンジニアにとって日常茶飯事ですが、ネットにはそれこそ情報が山とあります。
あまりに情報量が多すぎて、「どの情報が正しいんだ?」と混乱することもしばしばです。
特に新人やプログラミングを勉強されて間もない方はそうなんじゃないかと思います。
ネットで情報検索する時にどういうところに気をつけているか、何をしているか、自分なりの手法をまとめてみました。
誰が書いたかを見る
その情報を誰が発信しているのかは、情報の信頼性を見る上での指標になります。
一番信頼性が高いのは公式のリファレンスですね。
その作者が公開している記事ですから、間違った情報が書かれていることは基本ないはずです。
私は基本的にはまずリファレンスの情報から目を通すようにしていて、もしなければ別途別の記事を探すようにしています。
(ただ文章がわかりにくかったり全部英語だったりで読みづらいと感じることはありますが。。)
いつ書かれたかを見る
当然ですがIT業界は日々新しい技術や言語などが誕生したり、既存のものがどんどんアップデートされていっています。
それゆえに情報が古くなって使えなくなるのもわりと早いです。
例えばQiitaや個人ブログなんかでは更新日付が表示されているので、記事を読む前に見ておくと良いでしょう。
あくまで個人的な感覚ではありますが、更新日付が2、3年以上前の情報はだいぶ古いので、あまり参考にならない可能性が高いです。
(超重要)自分の手元で検証してみる
「情報が見つかったからこれで大丈夫!あとはそのままソースコードをコピペして終わり!」
ではあまりよろしくありません。
なぜかというと、基本的に各々で開発環境や何を作るのかといった「状況」が違うので、そのソースコードがそっくりそのまま使えると思わない方がいいです。(もしかしたらエラーが埋め込まれているなんていうことも。。)
「じゃあなんでそのソースコードが動くのか?本当にこのソースコードで問題ないか?」など、必ず自分の手元で検証しましょう。
可能であれば、調べた情報や検証結果をまとめてアウトプットする
調べた情報や手元で検証した結果は、可能であればQiitaで記事化するなどしてアウトプットするのがおすすめです。
同じようなことでまた引っかかる可能性もあり、都度調べ直すのは効率悪いですし、あわよくば似たようなことで悩んでいる人の助けになるからです。
さらにはアウトプットすることでより理解が深まります。
まとめ
ネットで情報を調べる際、どういうところに気をつけ、何をすると良いかについて自分なりの手法をまとめました。
- 誰が書いたかを見る
- いつ書かれたかを見る
- 自分の手元で検証してみる
- 可能であれば、調べた情報や検証結果をまとめてアウトプットする
を紹介しました。
これをめげずに日々積み上げていくことで、どんどん技術力が磨かれていくはずです。