LoginSignup
3
4

More than 5 years have passed since last update.

Rhinoceros Grasshopper 立体トラスを作成する(UU_CD会)

Posted at

はじめに

Rhinoceros/Grasshopperで立体トラスを作成します。
その際に用いる作業がデータ構造の理解につながると感じたのでここでシェアしたいと思います。 作成の流れは使用するコンポーネントとキャンバスの画像にて説明します。
データ構造の操作は、全体の流れの解説の後に、遡りながら説明しています。
image.png

全体の流れ

流れは以下になります。
サーフェスの作成→サーフェスの分割→法線の取得→データの整理→部材の作成

サーフェスの作成

サーフェスの作成.png
<使用するコンポーネント>
Construct point
Move
UnitZ
Number slider
4PointSurface
Surface
Panel

サーフェスの分割

サーフェスを分割.png
<使用するコンポーネント>
Divide domain^2
isotrim
Deconstruct Brep

法線の取得

法線の取得.png
<使用するコンポーネント>
Evalute Surface(inputSはreparametarize)
Line
End points
Point(inputはFlatten)
MD slider
Number slider

データの整理

データの整理.png
<使用するコンポーネント>
Partition list
Points list
Number slider

部材の作成

トラスの部材を作成.png
<使用するコンポーネント>
Interpolate curve
Flip
Pipe

PipeのRには直径を指定するNumber sliderを入力しています。

記述全体

最後に作成したPipeとサーフェスをgeometryに格納し、カスタムプレビューに接続したら完成。colour swatchでプレビュー色を変更できます。
<使用するコンポーネント>
Geometry
Colour swatch
Custom preview

記述全体
記述全体.png

データ操作について

この立体トラスの中の要となる部分は、部材の作成の中のLineコンポーネントに繋ぐところです。途中にEvalute Surfaceをreparametarizeしたり、pointコンポーネントをFlattenに設定したデータ操作がこのような形態を導いています。
(長くなったので、詳しくは別途記事を作成します。)

終わりに

いかがでしたでしょうか。
grasshopperなどを用いたデジタルデザインは、今回作成したトラスのような反復した操作を用いる表現に向いています。

3
4
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
3
4