はじめに
Rhinoceros/Grasshopperで立体トラスを作成します。
その際に用いる作業がデータ構造の理解につながると感じたのでここでシェアしたいと思います。 作成の流れは使用するコンポーネントとキャンバスの画像にて説明します。
データ構造の操作は、全体の流れの解説の後に、遡りながら説明しています。
全体の流れ
流れは以下になります。
サーフェスの作成→サーフェスの分割→法線の取得→データの整理→部材の作成
#サーフェスの作成
<使用するコンポーネント>
Construct point
Move
UnitZ
Number slider
4PointSurface
Surface
Panel
サーフェスの分割

法線の取得

データの整理

部材の作成

PipeのRには直径を指定するNumber sliderを入力しています。
記述全体
最後に作成したPipeとサーフェスをgeometryに格納し、カスタムプレビューに接続したら完成。colour swatchでプレビュー色を変更できます。
<使用するコンポーネント>
Geometry
Colour swatch
Custom preview
データ操作について
この立体トラスの中の要となる部分は、部材の作成の中のLineコンポーネントに繋ぐところです。途中にEvalute Surfaceをreparametarizeしたり、pointコンポーネントをFlattenに設定したデータ操作がこのような形態を導いています。
(長くなったので、詳しくは別途記事を作成します。)
#終わりに
いかがでしたでしょうか。
grasshopperなどを用いたデジタルデザインは、今回作成したトラスのような反復した操作を用いる表現に向いています。