Stripeは毎月多くのアップデートをリリースしています。
そのため、今使っている・導入を検討している製品・ツールにどんなアップデートがあったかをより効率的に知る方法が必要です。
毎月のアップデートをダイジェストできるニュースレター - Developer Digest
Stripeでは、毎月のアップデート内容などのダイジェストをメールで送信する「Developer Digest」を提供しています。
今までこのニュースレターは英語のみの配信でした。
2022年より、新しい取り組みとして、このニュースレターの日本語化を開始します。
また、日本語化に合わせて、日本語の記事やドキュメントへのリンクについても追加しています。
なお、日本ではまだ利用できない機能や製品の紹介も含まれます。あらかじめご了承ください。
January Developer Digest
[News] Payment Links APIローンチ
支払いリンクを利用することで、ノーコードでStripeがホストする決済ページを作成し、再利用可能なリンクとして顧客に共有できます。
新しいPayment Links APIを利用することで、ワークフローの自動化や、運営するプラットフォームの1機能として支払いリンクを提供できるようになります。
最新情報
支払い方法の自動選択
ダッシュボードから直接、顧客が利用できる支払い方法の設定が可能になり、実装コードをより簡素化できるようになります。Stripeが通貨や顧客の場所に応じて最も関連性のある有効な支払い方法を優先表示させるようになり、コンバージョンをより増やすことが期待できます。
Checkout / 支払いリンク / Payment Elementでの設定方法について、以下の記事や動画(英語)をご確認ください。
Stripe Checkout
Stripe Checkoutには、今月以下の機能が追加されました。
期限付きCheckoutセッション
Checkoutのセッションに任意の有効期限を設定できるようになりました。
これにより、特定の時間内に購入されなかったセッションを無効化できるようになり、「有効な期間のみ在庫を顧客用に確保する」などの実装が可能になります。
配送方法・料金選択UI
Checkoutの購入画面で配送方法・料金を顧客が選択できるようになりました。
配送料金API
配送料金を設定するAPIが新しくリリースされました。
Payment Element
Payment Elementは、新しい決済方法としてGrabpayとFPXをサポートしました。これにより、マレーシアやシンガポールで顧客に提供できる支払い方法を増やすことができます。
Terminal
Stripe Terminalは、新しく以下の地域で利用できるようになりました。
一般利用可能: 英国、アイルランド、フランス、ドイツ、オランダ
パブリックベータ: オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール
Terminalを利用することで、オンライン販売と統合した対面支払いの体験をカスタマイズ・構築できるようになります。
Stripe Reader M2
新しいカードリーダーStripe Reader M2を発売開始しました。
これはStripeが設計した初めてのカードリーダーで、現在アメリカでのみ利用できます。
オプションのドックで終日テーブルに設置したり、タブレットにマウントして外出先で対面決済を受け入れることができます。
Customer PortalのInvoicingサポート
Customer Portalで、一回限りの請求書(Invoicing)も管理できるようになりました。
請求のみのユーザーは、未払い請求書の決済や支払い方法の追加、請求履歴の確認が行えます。
モバイルアプリストアルールの変更
アプリ内購入(in-app purchases)に関するApple/Googleのアプリストアルール変更について、開発者が最新状態を保つために参考になるサポート記事を公開しました。
支払い認証レポート
ダッシュボードで支払い認証レポートを使用して、3D セキュアによる認証がどのように支払いコンバージョンに影響を及ぼすかを確認します。Stripe SigmaでSQL クエリーを使用して、Stripe データからカスタムのレポートを作成します。
OSSプロジェクトの支援
StripeではOSSプロジェクトの支援を行なっています。
Stripeに関連すると思われるプロジェクトがあれば、ぜひお知らせください。
ご自身のプロジェクトでも、他の方のプロジェクトでも、以下のフォームから推薦することができます。
モバイルSDKのアップデート
####Stripe Android SDK version 19.1.0 and 19.0.0
バージョン19.0.0では、Stripeカードスキャンモジュールが追加されました。
また、バージョン19.1.0にて、EPS ・ Giropay ・ P24 ・ Klarna ・ Afterpay/Clearpayなど、新しい決済方法を導入しています。
####Stripe iOS SDK version 21.11.0 and 21.10.0
バージョン21.10.0では、StripeCardScanモジュール(ベータ版)が追加されました。
また、バージョン21.11.0にて、EPS ・ Giropay ・ P24 ・ Klarna ・ Afterpay/Clearpayなど、新しい決済方法を導入しています。
学習コンテンツ(動画・英語)
###Card, Source, or Payment Method
この動画ではCard / Source / Payment Method、どのAPIを利用すべきかについて、Stripeにおける支払い手段の抽象化の進化と歴史とともに学ぶことができます。
###Using Stripe with Next.js
Next.jsでのStripeを利用したアプリケーション開発とWebhookの処理方法について、紹介します。
###Klarna payment method:
Klarna(クラーナ)は世界で人気のある後払い決済サービスの1つです。
この動画では、StripeのPaymentIntentにて、Klarnaを利用する方法を知ることができます。
StripeのNode.js SDKがDenoサポートを開始
stripe-nodeはDeno・そしてCloudFlare workersのサポートを開始しました。
以下の動画では、DenoアプリケーションでStripeを利用する方法について紹介しています。
###Stripe CLI pro tip
stripe terminal quick start
コマンドを利用することで、Stripe TerminalとVerifone P500リーダーを素早く起動することができます。
Community
OSS Contribution
今月のトップオープンソース貢献者に感謝します。
arnav13081994, Code-Hex, adamwdennis, aburgel, simoleone, vinistock, Morriar.
Community Blog post (英語)
Community Blog post (日本語)
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