広告やSNSでのキャンペーンでは、Google Analyticsを利用した効果測定を行うことがあります。
この記事では、StripeのPayment Linksを利用した決済で、URLにキャンペーンパラメータを追加してトラッキングする方法を紹介します。
トラッキングをするために必要な、Payment Linksの設定
Payment Linksで支払いリンクを作成する場合、Google Analyticsでのトラッキングは「注文完了後のページ」で実施します。
そのため、支払いリンクを作成する際には、[Stripeが用意する確認ページ]を表示しない設定にする必要があります。
キャンペーンデータの文字列は、「アクセスがあったURLにデータが含まれていれば、それを自動的に追加」します。
そのため、設定画面ではutm_xxx
を事前に登録する必要はありません。
トラッキングの流れ
決済や申し込みが完了すると、リダイレクト先として指定したURLに、キャンペーンデータのクエリ文字列が追加された状態でリダイレクトされます。
// 支払いリンクのURL
https://buy.stripe.com/test_xxxx?utm_medium=earned-email&utm_source=marketo&utm_campaign=campaign-a&utm_content=content-b&utm_term=click-link-c
// 決済完了後に移動するURL
https://example.com?utm_medium=earned-email&utm_source=marketo&utm_campaign=campaign-a&utm_content=content-b&utm_term=click-link-c
Google Analyticsでは、「リダイレクト先に指定したページへのアクセス」でトラッキングや分析を行いましょう。
(2022/5時点)コンビニ決済では、トラッキングができません
Google Analyticsでのトラッキングには、決済完了後にリダイレクトさせる必要があります。
そのため、「コンビニ決済での支払い方法ページ」にリダイレクトされてしまう「コンビニ決済」では、このトラッキング方法が利用できません。
サポートしているパラメータ
2022/5時点でサポートしているには、以下の項目です。
- utm_source
- utm_content
- utm_medium
- utm_term
- utm_campaign
それぞれの値については、Google Analyticsのヘルプ記事をご確認ください。
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