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[Stripe Updates] Customer PortalでInvoicing(請求書)の履歴の確認や領収書ダウンロードができるようになりました

Last updated at Posted at 2021-12-20

以前からご要望いただいていた、Customer Portalの請求書対応がついにローンチしました。

Customer Portalで新しくできるようになったこと

今回のアップデートで対応した機能は、以下の2つです。

  • 請求書の履歴表示
  • メールで送信した請求書の支払い操作

請求書の履歴表示

これまでCustomer Portalでは、Billing(定期課金)のサブスクリプションで発生した請求履歴のみ表示していました。

今回のアップデートからは、同じ顧客に対して発行された請求書であれば、Customer Portal内でまとめて確認することができます。

スクリーンショット 0003-12-17 12.24.36.png

サブスクリプションと同様に、領収書・請求書のダウンロードも可能です。

スクリーンショット 0003-12-17 12.25.07.png

メールで送信した請求書の支払い操作

請求書を発行する際、登録済みの支払い方法へ自動的に請求するだけでなく、顧客に支払いリンクをメールで送信することができます。

スクリーンショット 0003-12-17 12.27.20.png

この支払いリンクについても、Customer Portalから直接アクセスすることができます。

支払いが完了していない(オープン状態)の請求書がある場合、[インボイスの履歴]に[未完了]として項目が表示されます。

スクリーンショット 0003-12-17 12.28.45.png

リンクをクリックすると、請求書と支払いフォームが表示されるページに移動します。

スクリーンショット 0003-12-17 12.30.19.png

「商品データのない支払い」については、Customer Portalに表示されません

PaymentIntentやDashboardから直接支払いを実行した場合など、商品・料金データを利用せずに支払いを行なった場合については、従来通りCustomer Portalの履歴には表示されません。

そのため、Customer Portalで領収書や請求書の表示・ダウンロードを行いたい場合は、BillingとInvoicingを利用する必要がありますのでご注意ください。

納税番号の入力にも対応しています

今回のアップデート内容ではありませんが、Customer Portal上で請求先情報を編集する際に、納税番号の登録・更新も可能です。

スクリーンショット 0003-12-17 12.40.53.png

Dashboardの設定画面からオン・オフの切り替えができますので、EUなどの海外向けにビジネスを展開されている方はぜひこちらもお試しください。

スクリーンショット 0003-12-17 12.43.21.png

Customer PortalのURLを発行する方法(Node.js)

Customer PortalのURLを発行するには、サーバー側のプログラムにて、顧客のIDを利用して一時URLを発行する必要があります。

const stripe = new Stripe('sk_test_xxxxxx',{
  apiVersion: '2020-08-27'
})

const session = await stripe.billingPortal.sessions.create({
  customer: customerId
})
console.log(session.url)
// -> 'https://billing.stripe.com/session/test_xxxxx'

参考URL

具体的な設定方法や、Node.js以外での実装方法などについては、ドキュメントをご確認ください。

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