この記事は、dev.toに公開されている英語記事の日本語訳です。
元記事(英文): March Stripe Developer Digest
Stripe Dashboardに導入された新しい開発者ツール「Workbench」がパブリッ
クベータ版としてリリースされました。インスペクター(ダッシュボードのオブジェクトのJSONを表示)、シェル(統合コマンドライン環境)など、強力な機能を使って日々のワークフローを改善できます。
Workbenchは、適切な情報をタイムリーに表示することで、開発者が効率的に作業できるようサポートすることを目的としています。ダッシュボードのどこからでも、StripeのAPIの使用状況やその内部動作を素早く把握できます。
Workbenchベータへの参加は、Stripe Dashboardからおこなうことができます。また、日本時間では夜中になりますが、4/4の午前3時よりSlackやNotionの開発者とともに、Workbenchの活用方法をYouTubeで解説するライブストリームを開催します。
Stripe開発者向けアップデート
1. Checkoutセッションでの3DS認証の要求
payment
、subscription
、setup
各モードのCheckoutセッションに対して、開発者が手動で3D Secure認証を要求できるようになりました。
2. インボイスとサブスクリプション用のオートメーション機能
Invoicing / Billingで、トリガーに基づいてさまざまなアクションを自動で実行できるようになりました。例えば、サブスクリプションの猶予期間終了後の自動キャンセルなどが可能です。
3. カスタマーのTax IDの自動作成
Customer / Accountオブジェクトに対して、Tax IDをAPIから追加できるようになりました。これまでは、Stripeダッシュボードからのみでしたが、APIから直接設定できるようになりました。
4. Python SDKでの非同期処理 (ベータ版 )
以前からGitHub Issueなどで要望を頂いていた、httpx
やaiohttp
などのHTTPクライアントを使った非同期処理について、ベータ版でのサポートを開始しました。
ベータ版のテスト方法などは、SDKドキュメントをご覧ください。
[PR] StripeのAPIや製品アップデートを確認する方法
APIやSDKの更新情報を確認する
APIの変更ログを、以下のURLまたはRSSフィードから確認できます。
Feed: https://stripe.com/docs/changelog/api/feed.xml
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日本語でのアップデート情報は、QiitaまたはTwitterアカウントから確認できます。
Stripeコミュニティ(JP_Stripe)のイベントやライブを見る
日本のStripeユーザーが運営するコミュニティ、JP_Stripesで情報を得ることもできます。
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