2020年5月にAWSのソリューションアーキテクトアソシエイト(SAA)に合格した(スクショの通りすごくギリギリですが)ので、その勉強法やらをまとめたいと思います。
これから目指す方の参考になれば嬉しいです。
##当方のAWS歴やインフラ歴やエンジニア歴
・AWSは業務全くの未経験
・インフラ歴と言えば、前職でニフティクラウドを少し触っていたくらい
・エンジニアとしては実務経験は2年3ヵ月(主に使っている言語はJavaScript,PHP,Ruby)
##勉強時間
160時間くらいです。数日や少し勉強しただけで合格したような方もいるようですけど、私はAWSの経験がほぼなかったためか、時間がかかりました。
業務でAWSを触っていない方はある程度の勉強時間は確保した方が良いかと思います。
##試験のポイント
AWSには様々なサービスがありますが、それらのサービスをどのように組み合わせて使って、課題を解決するか?
というのが一番問われていると感じました。
なので、「各サービスをどんな時に何のために使うのか」というのを意識して勉強すると良いと思います。
##勉強方法
###勉強に使った教材
私が主に勉強で使ったのは下記の4つです。特にメインとして使ったのは1番と2番で紹介するUdemyの講座の2つです。多くの教材を使うよりは、少ない教材を集中して行うことを意識しました。
####1.これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(SAA-C02試験対応版)
#####良いところ
・各サービスの概要の説明→ハンズオン形式で実際に使ってみるという流れが良い
・資料も添付されていて、それを見ることで復習もしやすい
・模擬試験問題もついていて解説も良い
#####微妙なところ
・長いので心が折れる(試験の出題範囲の都合上仕方ないかもだけど)
・講師の声が途切れることがある
#####オススメの使い方
まずは1周やってみる→模擬試験までやった後に各サービスの概要を資料や動画で何回か復習
※Udemyのブックマーク機能メモ機能を使うと復習しやすいのでオススメ
####2.【SAA-C02版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)
#####良いところ
・6回分も模擬試験があるので練習になる
・1.の講座で触れていなかった範囲のサービスについても触れている
・問題の解説が割と丁寧なので、間違えた原因が理解できる
#####微妙なところ
・問題が難しい(自分は初見では合格点に全然届かず半分くらいしか解けなかった)
・問題が解けなさすぎて心が折れそうになる
#####オススメの使い方
1周やって1.の講座で復習してからもう1周解く。
※1.の講座で扱っていないサービスも出てくるが解説やAWSのドキュメントを読むなどしっかり把握しておいた方が無難。
####3.Amazon AWS 資格取得のための演習問題集(完全無料、オリジナル)
#####良いところ
・個人で作られているのにも関わらず良問が揃っている
・解説にAWSのドキュメントのリンクや引用が使われている
#####微妙なところ
・たまに解説がないのがある
・メモをしておかないとどこまでやったかを忘れちゃう
#####オススメの使い方
1周くらいはやった方が良い。こちらは割とテンポよく進められると思う。
####4.AWS(Amazon Web Service) に関する用語の違い比較表で詳しく説明
#####良いところ
・間違えやすい用語をまとめてくれている
#####オススメの使い方
自分の間違えやすいところのチェックに最適
###勉強順序
私がやった勉強順序です。
1.これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(SAA-C02試験対応版)を一周通してやる
2.【SAA-C02版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)を一通り解いて解説を読んだりして復習
→私はこの段階では半分くらいしか問題が解けなかったですが、間違えたところを復習すれば大丈夫です。
3.これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(SAA-C02試験対応版)でサービス概要を資料や動画で復習
4.Amazon AWS 資格取得のための演習問題集(完全無料、オリジナル)を一通り解く
5.【SAA-C02版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)をもう一周解く
##実際に試験を受けてみての感想
####難しいと思ったところ
1.Udemyの模擬試験講座よりも問題文と選択肢の日本語を理解しにくかった
→Udemyの模擬試験講座などに慣れてしまっていたせいかもしれません。どうしてもわからない場合は英語で表示すると理解できるかもです。
2.上記とも関連してなのか問題文の条件が曖昧(「この条件があったらこっちの選択肢なんだけどなぁ」と思うことがあって、最後の2つの選択肢で悩んだ)
3.知らないサービス名・あるかないかわからないサービス名が選択肢にあるときに消去しきれないので悩む(ここら辺は試験関係なく普段からAWSに触っている人が強いんだろうなと)
####反省点
・AWSの公式にあるサンプル問題などを解いておけば、上記の1番のようなことはなかったかもしれません。
・ハンズオンで構築したものの削除をし忘れて割と高めの額の請求がきました。これだけは本当にみなさん気をつけてください。特にDAXというサービスは構築して消し忘れるとヤバいです。
####受けてよかったところ
AWSはサービスがかなりたくさんあるので、何から手を付けるかというのは割と難しいところだと思います。この試験の勉強をしたことで、よく使われるサービスの概要や使い方については把握することができたかなと思います。
これを機に、個人開発や実務でAWSを使っていき、さらに様々なことを実現できるようになりたいと思いました。
##最後まとめ
勉強方法については、Udemyの紹介した講座を頑張れば大丈夫かなと思います。
とにかく、不要になったサービスは忘れずに削除しましょう。お金は大事です。
この記事がこれからAWSソリューションアーキテクトアソシエイトを目指す方の参考になれば嬉しいです!