画像加工の種類
- 背景の透過処理
- 画像の色調変更
- 透過処理した画像の保存
Excel 2016を利用しています。
また、「背景の透過処理」及び「画像の色調変更」は、PowerPointでも行うことができます。
画像の保存については、それぞれの方法を記述しています。
背景の透過処理
透過したい色を選択し透過処理する方法
透過処理を行いたい画像を選択し、タブから[書式]を選択し[色]の下三角をクリックし[透明色を指定(S)]をクリックします。その後、マウスポインタが変わるので透過したい部分をクリックすると同じ色の部分が透過処理されます。
※元とした画像の質が悪く点が少し残ってしまいました。
透過したくない色を選択し透過処理する方法
透過処理を行いたい画像を選択し、タブから[書式]を選択し[背景の削除]をクリックします。
その後、選択範囲が表示されるので、残したい部分を囲うように選択範囲を変更します。
範囲内に入れ、[保持する領域としてマーク]をクリックします。
マウスポインタが変わるので残したい部分の色を選択していき[変更を保持]をクリックすることで確定します。
※白を削除した場合と異なり、黒色側の境界が汚くなってしまっています。
極力画質のいいものを利用するようにしてください。
画像の色調変更
透過したい色を選択し透過処理する方法と同様に、タブから[書式]を選択し[色]の下三角をクリックし「色の彩度」や「色の変更」で色を変えることができます。
また、[アート効果]を選ぶことで、エッチングなど行うことができます。
透過処理した画像の保存
Excelを利用する場合
[ファイル]-[名前を付けて保存]を選択します。
保存する際、[ファイルの種類(T)]で「Webページ(*.htm;*.html)」を選択します。
保存されたhtmlファイルと同じパスにfilesフォルダが作成され、
その中にブック内の画像が透過処理されたpngファイルとして保存されます。
PowerPointを利用する場合と比べ、セルのサイズをピクセル単位で調整し[Altキー]でセルに合わせることで
任意のピクセル単位での画像保存を行うことができます。
PowerPointを利用する場合
保存したい図を選択し、右クリックメニューから[図として保存(S)...]を選択し、
ファイルダイアログにて保存します。
Excelを利用する場合に比べ、複数の形式から選択し保存することができます。
参考
Microsoft Office Support 図を透明にする
Microsoft Office Support 図の背景の削除