複数CSVのマージ

全ファイル同一フォーマットでヘッダーありの例

Invoke-MargeCSV.ps1

param (
    [parameter(mandatory=$true)][string]$Path
)
$heder = "ID","column1","column2","column3","column4","column5"
Get-ChildItem -Path $Path -Recurse -Filter "*.csv" | %{ Import-Csv -Path $_.FullName -Header $heder | Select-Object -Skip 1 } | Export-Csv -Encoding UTF8 -Path .\test.csv -NoClobber -NoTypeInformation

行別解説

1~3行目：探索対象のトップフォルダを指定

必須の引数として、再帰的に探索するトップのフォルダを指定できるようにしています。

param (
    [parameter(mandatory=$true)][string]$Path
)

$Path 変数にパスを直書きでもOK

$Path = "C:\Users\myUser\Desktop"

4行目：CSVのヘッダーを指定

ヘッダーを文字列配列として指定しています。
ヘッダーなしの場合は不要

$heder = "ID","column1","column2","column3","column4","column5"

5行目の1パイプ目の処理：再帰的に拡張子`.csv`のファイルを配列で取得

大文字小文字は区別されないため、.csv または .CSV いずれかを指定します。

Get-ChildItem -Path $Path -Recurse -Filter "*.csv"

.txtを含めたくなったときは以下の様に指定する。
-Filter を -Include に変更しています。

Get-ChildItem -Path $Path -Recurse -Include "*.csv","*.txt"

5行目の2パイプ目の処理：1ファイルずつCSVファイルの中身を読み込み

Get-ChildItem で取得したファイル名のフルパスと$hederで指定したヘッダーを利用し
CSVファイルの読み込みを行います。
(全てにヘッダー行が指定されている場合、Select-Object -Skip 1 で１行目(ヘッダー行)をスキップする。)

%{ Import-Csv -Path $_.FullName -Header $heder | Select-Object -Skip 1 }

5行目の3パイプ目の処理：CSVファイルの中身を書き込み

-Encodingで文字コードを指定
-Pathで出力パスを指定
-NoClobberで上書きを禁止(誤って上書かないように)
-NoTypeInformationで不要なCSVの補足データが出力されないように指定

Export-Csv -Encoding UTF8 -Path .\test.csv -NoClobber -NoTypeInformation