はじめに
本記事はProgaku Advent Calendar 20226日目担当ひで丸です。
今回は、Ruby on Rails(以下略 Rails)を学んだ感想(メリット・デメリット)について書いていこうと思います!
背景
私自身、ほぼ知識0から何のプログラミングを学習すればいいんだろう?と思い、
初学者向けと聞いたRailsを学んで3ヶ月経ちますが、学んだことによるメリットやデメリットが少しずつ見えてきました。
そこで、「初めてプログラミングを学びたいけど、何を学べばいいんだろう?」という方に向けてメリット・デメリットをお伝えしたいと思い、この記事を書くことにしました。
Railsとは?
そもそもRailsとはなんぞや?と思う方がいると思いますので、簡単に説明します。
RailsはRuby on Railsのことであり、プログラミング「Ruby」に多く使われるフレームワークです。
もう少し詳しく書くと、Rubyというプログラミング言語で開発をしようとした際に多く使われるフレームワークがRailsで、アプリケーション開発においてよく利用される機能をあらかじめ備えており、開発にかかる労力の削減と品質向上の両方が期待できるものとなっています。
結論
Railsはプログラミング初心者におすすめです!!!
理由は学びやすく、勉強が継続しやすいからです!
Railsを布教したいというわけではありませんが、プログラミングは挫折しやすく、
学習を辞めてしまう方が多いかと思いますので、その点で楽しく継続できるという点で勧められると思いました。
ただ、ある程度プログラミング知識がある方はRailsを学ぶ優先度はそんなに高くないのかなとも思っております。
具体的な理由は下記のメリット・デメリットに記します。
メリット
1. 簡単にサイトが作れる
プログラミングに触れたことのない方は、まずは学習しながらサイトやアプリを作りたいと考えるのではないのでしょうか?
そこで、Railsというフレームワークを使うと1月もあれば簡単な投稿サイトのようなものを作ることができ、慣れてしまえば、色んなサイトを次々と作成することができます。
これもRailsの特徴で、どちらかというと少人数開発向けのフレームワークなので個人でもそれなりのものができます。
そして、何より自分が作ったものや、追加した機能がすぐに確認できるので
「作っていく楽しさを感じながら学ぶ」
ことができるというのが最大の利点だと感じました。
2. 学習できる教材が多い
Railsはネットでの情報が多く、日本語で書いてあることが多いので、学びやすい環境が整っていると感じました。
検索で「rails チュートリアル」「rails progate」と調べると無料である程度の基礎を学ぶサイトもあり、
まずはそれをやってしまえば十分に学習することができると思います。
また、学習中はエラーとの戦いになる場面が多いですが、基本的なエラーはQuitaの記事に解決方法が書いてあり、
私自身、Quitaの記事に助けられながら学習することができました。
3. 汎用性が高い
Railsはtwitterやクックパッド、食べログなど様々なサービスに使われております。
Railsを通してできることは多く、SNSサイトやEC2サイト、コミュニティサイトなど作ることができ、
企業からの需要も多く、まだまだ活躍できるフレームワークだと感じています。
企業に就職活動をする際にも、ポートフォリオを作成する方がほとんどだと思いますが、
Railsではできることが多いので自分の作りたいものを作りやすいフレームワークなのではと思います。
デメリット
1. 言語とフレームワークの学習をする必要がある
当たり前のことですが、Railsはあくまでフレームワークであり、Railsを学ぶには言語を学ぶ必要もあります。
そのため、言語とフレームワークの両方を学ぶ必要があり、学ぶにはある程度の労力が必要になります。
私は、HTML,CSS,Rubyを学習してからRailsを学びましたが、一気にいくつもの言語やフレームワークを理解するのは苦労しました。
ただ、Railsを学んでからよりプログラミング学習が楽しくなり、理解を深めることができたのも事実です。
2. 環境構築が大変
初心者にはプログラミング学習の環境を整えるまでの環境構築が大変だと思います。
Railsだと色々と設定をする必要があり、私自身環境構築するのに3~4時間かかりました。
PCや使いたい言語によって環境構築難易度は様々だとは思いますが、苦労する場面が多いので、
調べる能力が求められたり、詳しい人のサポートが必要になるのではと思いました。
3. プログラミングの知識が浅くなりやすい
Railsでは自動である程度の機能を自動で作成できるコマンドがあり、
スピーディかつ簡単にアプリやサイトを作成でき、コードも膨大な量を書く必要がありません。
そのため、スピーディな開発が可能となっておりますが、初心者としてはコードを書いて理解しつつ慣れることが大事だと思いますので、Railsが自動で生成したコードでも自分で作成し直したり、コードを読んだりして、意識的に一つ一つ理解を深めていくことが重要になります。
最後に
今回はプログラミング初心者向けとしてRailsについてメリットとデメリットを書きました。
結論としてRailsをお勧めしてはおりますが、一番大事なこととしては
プログラミングに触れて、継続して学習できる
ことだと考えています!
その上で、実際にRailsを3ヶ月勉強して楽しいかつ継続して勉強できたと思ったので
お勧めさせていただきました!!
また、プログラミング自体の楽しさだけでは挫折しやすい部分もあるかと思いますので、
そういう時は、一緒に学習を頑張っている方や、教えてくれる方を見つけましょう!!
初めて書く記事で長文や読みにくいところもあると思いますが、
少しでも皆さんのためになればと思っております。
以上、Progaku Advent Calendar 2022 6日目でした!!!