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54歳おばさんプログラマーのゆめ~死ぬまでプログラマーでいたい

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私は、プログラムを組むのが好きだ。

コードを書き、動かして、デバッグする。とてもワクワクする作業だ。

30数年前、ヒョンなことからプログラマーになり、アセンブラ、C、UNIX、さらには組み込みの手作りOSをアセンブラで作るなど、みっちり基礎を習得した。

しかし、9年勤めて、やめた。

やめた理由は2つある。

1つ目は、典型的なダメダメ男社会だからだ。

上司のご機嫌をとって、おしゃべり(説教や自慢話)に付き合い、ダラダラと遅くまで会社に居残る奴が出世していく。

私は、サッサと仕事を終わらせて帰った。と言っても連日、帰りは夜の8時9時だった。残業代などもちろん無く、休日出勤も当たり前だった。

特に、後輩の男は、仕事ができないとまでは言わないが、とても調子のいい奴で、上司に気に入られて、私より先に主任になったので、ほとほと嫌気がさした。

2つ目は、出産。

当時は、女は結婚して子供を産むのが普通だった。しかも、『三歳児神話』なんてものがあり、「3歳までは母親が育てるべき」という世間のプレッシャーもあった。

それでなくても、無駄な長時間労働が当たり前の業界では、働きたくても働き続けるのは無理だった。

2人産んだ。計6年間、子どもにべったり。その間に、業界は劇的に変化していった。

やっと子どもの手が離れ、たまたまPHPとMysqlに出会った。やってみたら結構いける。勘は鈍ってなかったのだ。

ちょうどいいチャンスがあったので、頑張って就職した。20数年ぶりの社会復帰だ。

もちろん、当時とは、開発環境やツールがまったく違い、知らないことばかりだったが、そこはそれ、基礎があるので、それ程慣れるのには時間はかからなかった。

1年後には、PMを任された。(たぶん、PMというのは、自分がそう思ってるだけだろう)

20数年のブランクを経て、めでたくプログラマーとして就職し、今はプログラマーとして働いている。しかし、ちょっと前に、正社員からパートに切り替えさせてもらった。

会社としては、パートでは使いづらいらしく、今は、たいした仕事は回ってこなくなった。

パートに切り替えた理由は、男たちの労働意識だ。

男たちの働き方は30年前となんら変わらず、無駄な長時間労働を当然として、なんの疑問も持たないらしい。

それに、SEとプログラマーは、全く違う職種だ。協力は必要だが、どっちが偉いというものではない。と、私は思っているのだか、男はどうも、どっちが偉いか決めたいらしい。

プログラマーは、下なのだ。たぶん、テスターはさらに下だろうと推測される。

同じ会社に、同世代位の女性がいるのだが、彼女は、テストやドキュメント作りなど、(補助的な?)仕事をしている。若い頃は、バリバリ組んでいたらしいが、今はやろうとしない。

パートで週3日勤務だ。気持ちはわかる気がする。しかし、私はプログラムを作りたいのだ。

某会社で、週3日~のプログラマーを募集していたので、問い合わせしてみた。

「54歳 女 週3日勤務希望ですが、採用の可能性はありますか?」

すると、こんな答えが返ってきた。

「年齢的には、多少厳しいが、スキル次第では可能性あり。しかし、週3日は厳しいですね。どうして週3日なんですか?」

私は、仕事も生活も大事にしたい。

それに、ロクに休みも取らず、連日遅くまで会社にいるより、しっかり休んで心身ともに余裕がある方が、いいプログラムが書けると思っている。だから、週3日希望なのだ。

もちろんそんな事は言わなかった。そんな会社はこっちからお断りだ。

そもそも、プログラマーは、センスとアイデア、好奇心があれば、誰だってできる。

男でも女でも、若くても年をとっていても。車椅子でも、耳が聞こえなくても、あるいは、今時は出勤する必要さえない。打ち合わせもスカイプで十分だ。

誰でも、どこでも、センスとやる気さえあればできるのに、それが、なぜだか、許されていないのは、非常に不可解だ。

きっと、世の中に埋もれている才能は、たくさんあるはずなのに、とんでもない損失だと、男たちは何故気が付かないのだろう??

死ぬまでプログラマーでいたい。それが、私の切なる願いだ。出勤できなくたって、プログラマーはできるのだ。

人間は、働く場を奪われることによってボケる。死ぬまで働いていれば、ボケる事はないのだ。と、思う。

男どもが作った、日本のクソな労働環境を変えていこう!

女性も、老人も、障がい者も、自分のスキルを活かして、生き生きと幸せに働ける労働環境を作るには、どうしたらよいものか?

追記 [2017-8]

会社に、実務経験なしの新人君が入社したのだが、社長や古参の男性社員たちは、電話番とお茶出しをどうしても女の私にやらせたいらしく、不当な圧力に辟易したので、社長には、「女性差別はお断りです。」と伝え、今のところ会社へは行かず、社長からの連絡待ち状態である。

会社自体、仕事もないらしいしね・・・。

追記[2017-11]

退職手続き完了。

追記[男女差別エピソード][2017-12]

今思えば、男性は、実務経験なしの新人君も含め、全員パソコンのほかにモニターも用意されていたのに、私はリーダーをしていた時も含め、最後までパソコンだけだった。当時は気にも留めなかったが、これって明らかに男女の待遇差別ですね。