現象
robocopyコマンドで、フォルダ・ファイルをコピーするときに
コピー元のフォルダ・ファイルには一切変更していないにも関わらず、
コピー対象として認識されコピーしてしまう
例として、robocopyコマンドを、
1回目実行したとき:新規にコピーする
2回目実行したとき:スキップする
3回目実行したとき:コピーする ←本来はスキップされるべきがなぜかコピーする
4回目実行したとき:スキップする
5回目実行したとき:コピーする ←本来はスキップされるべきがなぜかコピーする
となり、実行都度交互にコピーが走ってしまう
(1回目~5回目のあいだ、フォルダ・ファイルには一切何も修正を加えていない)
原因
robocopyコマンドのオプションに、/SECFIXを指定していた
答えは以下のサイトにあった
https://n-archives.net/software/robosync/articles/robocopy-security-information/
(抜粋)
/SECFIXは、セキュリティ情報をコピーする際、コピー先のMFT更新時刻をコピー元に合わせるのではなく、
コピー実行時の時刻に更新してしまうため、スキップ対象だったファイルが、次回の更新コピーにおいて全てコピー対象となってしまう
私が確認した際は、毎回ではなく交互という動きをするが・・・
対処方法
詳しくはやはり上記のサイトに記載があるが、
/SECFIXは使わず、/COPYALLと/ITオプションを組み合わせるなどする