使いどころ
データの編集・加工にはSQLで処理するのがやりやすい
DB環境を整えるのが面倒、手順を自動化したい、手元のPCがWindowsである、
といったことであれば、Accessをおすすめする
実際に使った際の注意点等を備忘録として残す
メリット
・DBを手軽に用意出来る
・SQLを使うことができるので、データ操作がやりやすい
・CSVファイルのインポート・エクスポートが簡単
・Oracleなど他のDBからもデータを取り込むことが出来る(ODBC接続などで)
・マクロ機能があるので、移行作業などが自動化できる
デメリット
・大量データに弱い印象
・クエリで、エラーが発生する(レジストリ変更で回避できたような・・・)
・ある程度マシンパワーが必要になる
ノウハウ
・リンクテーブルは便利だけど色々と気を付けなければならない
・一度設定したら、データ型を変えることができない
・INDEXを張れない
・遅いことがある
リンクテーブルのデータソース(CSVファイルなど)があまり変化しないなら、
ローカルテーブルにしたほうが圧倒的に早くて制約も受けない
現実的には、実際100万弱くらいの件数であれば問題無く処理できた
・「長いテキスト」型は、テーブルを結合するときの条件に使えない
・CSVファイルをテーブルにインポートするときに、Accessが提案してくるデータ型は注意
たしか先頭の数行を見て判断しているので、例えば"00001"といった値を含む列が
「数値型」となり、前ゼロが欠落してしまったりする
・CSVファイルインポート時に、「テキスト区切り記号」を設定すると、値に改行を含む
ものであってもきちんと処理してくれる
(値を""で括っていなかったのだが、区切り記号に"を指定するとなぜかうまくいった)
・値の前後に半角スペースが含まれていると勝手にトリムされる