結論
本文
Unityで3Dファイルを扱う人なら誰もがこのようなアイコンを見たことがあると思います。プレハブに黒い帯がついたようなものです。
これ、プレハブじゃないの?
......と思ったので調べてみました。
これが正しいプレハブのアイコンです。
Unpackはできる
プレハブ解除はできます。このあたりはプレハブっぽいです。これを行うとただのゲームオブジェクトになります。
編集はできない
普通のプレハブを編集するようにアセットをダブルクリックすると、なぜか「3Dビューア」が開きます。(※Windows の場合。Mac だとどうなんでしょう?)このあたりはプレハブとは違います。
Variantは作れる
バリアントは作れます。このあたりはプレハブっぽいです。
Variantの変更を反映することができない
バリアントの変更は、本来親のプレハブに反映させることができますが、親のプレハブが fbx である場合は不可能なようです。バリアント自体のパラメータを変えることはもちろん可能です。
結局何か
調べてみると、これは Model Prefab というもので、(fbx に限らず)3Dモデルをインポートする時はこれが作成されるようです。要は中身を変更できないプレハブです。3Dモデル(のデータ)自体を頻繁にいじることはあまりないですし、もしそうしたい時でもバリアントを介してできるので(作業性的にもそうした方がいい気がします)、実際知らなくても何も不都合のない知識ではありますが、こういうことがわかるとスッキリしますね。
この件はあまり調べても日本語でも英語でもクリティカルな情報が出てこなかったので(「fbx import unity prefab」とかで調べてやっと公式ドキュメントがヒットしたような気がします)、かなりささいなことですが記事にさせていただきました。