はじめに
本記事は Microsoft Power BI Advent Calendar 2022 のカレンダー2 - 17日目の投稿です。
この記事を書くに至った訳
今年(2022年)は、Power BI 界隈のコミニティに色々参加させていただき、諸先輩方の活動に感化され、私もやってみよう!と筆を執った次第です。
この記事の目的
Power BIと出会ったことで、自社業務で実施したかったことが少しずつ出来てきています。
私の自身の振り返り・整理をすることで、同じような目的や経験をされている方に対して少しでも参考になってもらえればと思っています。
言いたいこと(要約)
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Power BI との出会いにより、社内にデータカルチャーが生まれた
SQLServerなどのデータベースやPythonなどのプログラミングは敷居が高く、初めの一歩がとっても難しかったが、Power BIにはそれらの知識がなくてもデータ分析に触れてもらうことができました。 -
Power BI との出会いにより勉強会やユーザコミニティなどを知ることができ、私自身の世界が広がった
Power BI Weekly News(Youtube)やPower BI勉強会(Connpass)、Power Platform Conferenceなどを拝見することができ、世界の広さ、楽しさを知り、私自身の今後の人生の目標ができました。(大袈裟ですがホントです。)
Power BI と出会う前
やってたこと・したかったこと
自社の事業・業務を高度化させる試みとしてBigDataの活用を検討しており、実験・研究(PoC)を通して、データ分析技術を社内に広める必要があると感じていました。その理由は、社内に埋もれているデータがたくさんありますが、様々な業務を行っている現場担当者が業務ノウハウ(経験やカン)を踏まえて、自ら分析するとデータに価値が生まれるからと考えたためです。
ですが、検討時にはSQLServerやPythonを使ってデータ収集・分析をしていたのですが、現場担当者にはデータベースやプログラムのスキルが無い方(*1)がほとんどのため、どのようにデータ分析技術を広めるかが課題となっていました。(*1:当社の技術領域ではないため)
Power BI との出会い
Power BI の利点
Pythonを社内全員に覚えてもらう訳にもいかず悩んでいたころPower BIを知り、且つ 全社員をMicrosoft E5 ライセンスに拡張することができたことで、Power BIを全社員に普及させることの後押しになりました。
ノーコード・ローコードでグラフを描いて分析を進めることができ、且つデータベースの知識がなくてもデータを操作できることが、Power BIと出会った際の一番の驚きでした。
ちょうど当社(=私)に必要なものがPower BIでした。
Power BI の学習
社内にPower BIを普及させるために、まずは自らがPower BIを学ぶ必要があります。
今年は以下を実施してきました。
- Microsoft Learn によるトレーニングおよび認定資格の取得
PL-300 : Power BI DataAnalyst - Power BI Weekly News(Youtube)の視聴(毎週欠かさず!Liveじゃないけど...)
- Power BI 勉強会(Connpass)の視聴(見学のみ。来年は参加したい!)
- Microsoft Build 2022 や Japan Power Platform Conference 2022 の視聴
Power BI と出会いから得たこと
上記の学習過程でMVPの方々や、私と同じように学習しているユーザーコミニティの方々を知ることができました。今この記事を投稿するきっかけになったもの、そのおかげです。
ここ数年、自社内での啓蒙活動や育成を担当していたのですが、外の世界を見ることで、とても刺激を受け、学びの姿勢や社内への普及方法など、Power BIの技術知識以外にも多くのことを得ることができました。
これから
Power BI でもっとしたいこと(この先、学んでいきたいこと)
目標は、事業の高度化のために組織におけるデータカルチャーを醸成させること。その手段として、個々人および組織にPower BIを普及させています。
Power BIについて、まだまだ私自身の理解や技術レベルが低いため、今後は本腰を入れて学習していきたいと思います。これまでは見取り稽古だけで出来た気になってましたが、それは私がデータベースやプログラミングの基礎が少しだけあったためで、体系立ててPower BIを習得していないことに気が付きました。(勉強会で伺ったことが、とても身に染みたためメモらせていただきました。)
私の目標は、社内に普及させることなので、私自身がより深くPower BIを体系化して理解できていないと、他者へ教えることができません。
そのための目標が以下となります。
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Microsoft Learnをしっかりと体系立てて読み進める。
ドキュメント体系やラーニングパスが、どのような意図により、その構成になっているのかを理解したい。 -
データカルチャーのロードマップの理解
社内における役割分担とそのための知識・スキルを体系化させ、教育計画を策定する。それに向けてLearnの 導入ロードマップ や 実装計画 をしっかり理解しておきたいです。 -
Power BI 勉強会(Connpass)に参加する。
見聞きしただけ、やってみただけ、で分かったつもりにならずに、実践したこととその理解を他者に伝え、そのフィードバックをいただきたい。きっとその経験が、私の目標を達成するための大きな一歩になると感じています。
Power BI に関連してやっていきたいこと
データカルチャーを醸成させていくために、Power BI以外にも実施していきたいことがあります。
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統計学や機械学習の学習
統計士やデータサイエンティスト検定に続き、データ分析に関連する知識・スキルを広く学んでいきたいと思います。 -
Power Platform 全般の学習
データ分析をしていくと、課題が見えてきて改善施策を検討することが多いのですが、そこで自動化やシステム化を実施しています。それらももっと効果的にレベルアップしていくために、Power AutomateやPower Appsについても、体系立てて学んでいきたいです。 -
Azure 関連知識の習得
組織に対するデータカルチャーを醸成させることで、エンタープライズBIの構築を進めるうえで、その構築基盤となるAzure関連の知識も習得していきたいです。
さいごに
Qiita初の投稿となります。認識誤り・理解不足・誤記など至らぬ点がございましたら、ご指摘いただけますと幸いです
年末の日記?年始の抱負?みたいになってしまい、技術的な要素が全くなく、申し訳ございません (。-人-。)
読んでいただいた方、このようなきっかけをいただいたコミニティ活動をされている皆様には、感謝申し上げます m(_ _)m