PSM CLIは、オラクルの提供するPaaSを操作するコマンドラインツールです。
PSM CLIについての詳細は、先達の記事がすでにありますので、そちらを参照ください。
PSM CLIを利用するには、Pythonをインストールするなどの事前準備が必要ですが、この作業を簡略化するために、DockerコンテナにPSM CLIを実行可能な環境を作るDockerfileを書いてみました。
dockerコマンドを実行できる環境があれば、Dockerコンテナを立ち上げることでPSM CLIを使えるようになります。また、コンテナイメージを削除すれば環境が綺麗サッパリなくなりますので、自分のPCを汚さずに済みます。
使い方
1. GitHubのリポジトリをcloneまたはダウンロード
リポジトリはこちら
2. Dockerコマンド実行の準備
"psmcli"フォルダにDockerfileが入っているので、dockerコマンドが使えるところに持ってきます。
3. イメージのビルド
docker build -t psmcli:sample_id_domain --force-rm=true --rm=true ./ \
--build-arg user=sample_admin \
--build-arg password=sample_password \
--build-arg identitydomain=sample_id_domain \
--build-arg region=us \
--build-arg datacenter=psm.us.oraclecloud.com
--build-argの値は、自身のOracle Cloud環境に合わせて適宜変更してください。
regionは"us"または"emea"、datacenterは"psm.us.oraclecloud.com"または"psm.europe.oraclecloud.com"を指定します。
4. コンテナ起動
docker run --rm=true -it psmcli:sample_id_domain /bin/bash
5. PSM CLI のコマンドを実行
psm -v
psm help
以上です。