旅立ち
先日RubyKaigi2025に参加してきました。毎年開催地は異なるようで、今年は愛媛の松山県民文化会館で開催されました。今回は初RubyKaigi、初四国いうことで変な緊張をしました。朝早いフライトに備えて前日の22時に就寝したものの、なぜか1:30に目が覚めて寝るに寝れなかったため、そこから3時間ほどギンギンに天井を見つめ、空港へ向かいました。
ブース
今回のRubyKaigiでは、認知向上のため primeNumber からブースの出店を行い、自分もブース対応での参加をしました。primeNumber、TROCCO、COMETAに関して知っている人は少ない印象でしたが、逆にいうと認知を広めることができよかったと感じました。
海外からの参加者も多くすごく新鮮でした。体感では1~2割ほどいた気がします。海外の方はデータ基盤周りの技術に関心があるような雰囲気を受けました。
2日目と3日目にはスタンプラリーが開催され、各ブースを回るとスタンプを集めることができます。そのため、多くの方々にブースに立ち寄っていただきました。primeNumberでは、XやCompassのフォローをしていただいた方にはノベルティとしてプリングルズを配布しましたが、ありがたいことに多くの方に登録いただきました。会場全体では甘いものが多く流通していたため、その塩味ゆえにプリングルズを渇望する人がちらほらいました。
また、primeNumberブースでは「素数スピード」というゲームを催しました。他のブースではこういったボード(カード)ゲームをほとんど行っておらず、意外と人気でした。途中から勝者はボードに名前を刻む仕様を追加し、ゲームセンターのような盛り上がりを演出できました。(たぶん)
自分自身もディーラーとして対戦相手をしたのですが、頭がうまく回転せず老いを感じました。ちなみに「素数スピード」は市販されているものなので、興味があるかたはお買い求めください。
ブース運営の反省点として、使用するスタンプの準備が間に合わず、ペンでのサイン対応となったため、次回はスタンプやシールを用意しておくべきだと感じました。 色々な職種の方が参加されており、人によって関心のある話題とかが変わってくるので、データエンジニア、データアナリスト、ソフトウェアエンジニア、PdM、SRE ...など職種シール配ってネームホルダーに貼ってもらうなどして、交流のきっかけを作るのは良いなと思いました。 (たぶん RubyKaigi では多くがソフトウェアエンジニアだと思いますが)
ブースを徘徊
ブースはRubyセッションの合間をぬって他の企業のブースを回りました。ブース回るたびにどんどんアイテムが増えてきて、ステッカーは大量に集まりました。各社ブースはそれぞれ特色があり、Rubyクイズやアンケートを実施している企業が多い印象でした。Rubyクイズは勘で乗り切りました。RubyKaigiは何回目ですかみたいなアンケートをとっているブースがあり、初参加な人がマジョリティだったので意外でした。
締めのMatz
主にブース運営を担当し、最後のMatzさんのセッション以外は聴くことができませんでした。床下からMatzさんが登場する歌舞伎のような演出から始まり、AI時代のプログラミングについてのセッションでは、時代を超えたコラボレーションを感じることができました。
夜のイベント
夜は各社が多彩なDrinkUpイベントを開催しており、満員になっている会場が多くどこも賑わっていました。Official Partyは“カワ”という隠語が使われているようですが、残念ながらチケットを取れませんでした。#rubyriver
やXで検索すると情報が多く出てきます。イベント系はとりあえず応募しておき、参加が難しそうなら後からキャンセルという姿勢が求められますね。
その他
最後に松山を満喫して帰路につきました。
道後温泉は有名で、温泉施設やお土産が充実していました。新館のみの入浴しましたが、3日間の疲れを癒せました。
蛇口からみかんジュースが絞れるようでいろんな銘柄のみかんジュースをいただきました。はるみが好みでした。記念にお酒を購入しようとしたところ年齢確認があり、免許証を持参しておらず残念ながら買えませんでした。キャッシュと身分証は必携です。
道後温泉からの帰り道、坊っちゃん列車に乗車しました。1両だけの黒い列車で、機関車トーマスのような風情です。車掌さんが腹から声をだして歴史や地域の説明をしてくださったり、列車の振動が直に伝わってたりして趣が深かったです。
松山市駅に行こうと思ったら松山駅に流されてしまい絶望しました。松山市駅と松山駅は全く別の場所なので次行ったら気をつけます。
全体を通して、初の四国・初RubyKaigiは刺激的で楽しめてよかったです。次回いくときはセッションを見たいと思います。