※開発・統計初心者なので、情報に間違いなどあれば指摘してください。
卒論に実験データの重回帰分析の結果を載せるにあたり、
偏回帰係数・標準偏回帰係数・t値・有意確率・重回帰決定係数が必要になった。
とりあえず出力結果の見方をメモ
- 偏回帰係数・t値・有意確率・重回帰決定係数
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csvデータを読み込ませる
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重回帰分析
mul_d <- data.frame(LL=mul_d$X2L,A=mul_d$a,B=mul_d$b)
# データ分析用のデータフレームを作成。
# 読み込んだデータをそのまま使用できる場合は不要。
# 今回はLL, A, Bのカラム名にそれぞれ元データのX2L, a, bカラムの情報を入れた。
reg_ele<-lm(LL=mul_d$LL~mul_d$A+mul_d$B)
# reg_eleに重回帰分析の結果を渡す。A, Bがそれぞれ独立変数、LLが従属変数
3.結果を表示
summary(reg_ele)
## 出力結果の見方
# Estimate:偏回帰係数
# t value:t値
# Pr:有意確率
# Multiple R-squared:R2乗値=決定係数
- 標準偏回帰係数
独立変数 xi の偏回帰係数を bi,標準偏差を si,従属変数 y の標準偏差を sy とすれば,xi の標準化偏回帰係数は bi*si/sy です。
→重回帰分析で求められた結果から計算できますね。コメントありがとうございました。
※2016/02/25更新
以下、初期の内容
scaleを使用して標準化したデータに対して、上記と同様重回帰分析を行う。
結果に対してsummaryで要約を表示し、Estatimatedの値が標準偏回帰係数。
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csvデータを読み込ませる
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重回帰分析
mul_d <- data.frame(LL=mul_d$X2L,A=mul_d$a,B=mul_d$b)
df <- scale(mul_d)
# 標準化
df <- data.frame(df)
# 行列をデータフレームに変換(カラム名を使えるように)
reg_ele_s<-lm(LL=df$LL~mul_d$A+df$B)
# reg_ele_sに重回帰分析の結果を渡す。A, Bがそれぞれ独立変数、LLが従属変数
3.結果を表示
summary(reg_mul_s)
# Estimate:標準偏回帰係数
結果の見方については以上です。
※参考にしました
Rを使った分析(重回帰分析)