kokoromi で SIDS のベクトルタイルを作っていますが、相互運用性のために画像タイルを用意する方法について考えてみました。
現在取り組んでいる SIDS の特徴は、それほど面積が大きくなく、タイル数が少ないことだと思います。
この規模であれば、バッチ処理で画像タイルを生産し、アップロードしてしまう方が効率的でしょう。
バッチ処理で画像タイルを生産するための方法のアイディアを書き留めておきます。
- Node Mapbox GL native を用いて画像タイルをオンデマンドにレンダリングするための基本的なコードは、すでに https://github.com/un-vector-tile-toolkit/carbon/blob/master/index.js にあります。
- バッチ処理にするためには、ベクトルタイルのパッケージ tiles.mbtiles に含まれるタイルを列挙すれば良さそうです。このためには、Tippecanoe に同梱されている
tippecane-enumerate
が使えるでしょう。tippecanoe-enumerate tiles.mbtiles
の結果をパイプラインして画像タイル生成プログラムに入れられれば良さそうです。
とりあえず以上です。これから適宜書き加えるかもしれません。