はじめに
国土地理院は 2022-09 に国土地理院最適化ベクトルタイルをリリースしています。このアップデートの内容については、地理院地図Vector の従来版と最適化版の比較メモを出しておられる方がいます。素晴らしいと思います。
最適化ベクトルタイルのスタイルの Charites YAML
国土地理院最適化ベクトルタイルのスタイルを Charites 用 YAML 変換したものを次のリポジトリに置いています。
style.yml
を見ていただけると、どういった style layer で構成されているか見ていただきやすくなると思います。
最適化ベクトルタイルのスタイル国際化版
国連オープンGISイニシアティブ DWG7 on Smart Maps の第4目標(公平なスマートキャンパスソリューション)では、インド Nascent の Santosh のリードで日本の大学のキャンパスを当初対象としたソリューションの構築を検討しています。
そのソリューションの背景地図に国土地理院最適化ベクトルタイルを使っていただく目的から、Charites YAML で組み直したスタイルをさらに国際化したスタイルを作っています。
この国際化バージョンに加えた新機軸は次の2点です。
- style.yml の layer 名から日本語を外してアルファベット表記にしている。リポジトリから日本語ファイル名のファイルを消す。
- 多言語化地名ベクトルタイルの Mapbox vector tiles 版である ise を組み込む。
ise も DWG7 on Smart Maps 活動の一部であり、レポジトリは次の場所にあります。