目次
1. OSI参照モデル
- コンピューターが通信をするために利用するネットワーク機能を7つのレイヤーに分けて、整理したモデルのこと
- OSI
- Open Systems Interconnection
2. レイヤー説明
- 第7層 アプリケーション層
- *HTTP/HTTPS,*FTP,*Telnetなどのユーザーが操作するアプリケーションが提供する具体的な機能についての仕様や通信手順を定めたもの
- 第6層 プレゼンテーション層
- データの表現形式を定義するもの。文字コードや*SMTP,*POP3,*IMAP
- 第5層 セッション層
- 通信プログラム間の開始から終了までの一覧の手順を定義するもの。例えば接続が途切れた場合の接続回復を試みる際の手順などなど。*SSL/TLSなど
- 第4層 トランスポート層
- 通信の品質をコントロールする層で、信頼性やリアルタイム性を重視など、用途においてプロトコル(*TCP/*UDP)を使い分ける
- 第3層 ネットワーク層
- ネットワークにおける通信経路の選択(ルーティング)や中継を行う。*IP,*ARPなど
- 第2層 データリンク
- 直接的に接続された機器同士の通信を実現する。イーサネットやPPP,*HDLC,*アークネットなど
- 第1層 物理層層
- ケーブルやコネクターにて接続される。そのため、ハードウェアのコネクターの形状やピン数といった物理的な接続の規定をプロトコルとして定めている。第2層でも挙げたイーサネットの物理層を規定する、IEEE 802.3など
単語
- HTTP(Hytertext Transfer Protocol)
- Webサーバーとブラウザ間で情報をやり取りするためのプロトコル
- ポート番号80番
- HTTPS(Hytertext Transfer Protocol Secure)
- *SSL/*TLSと呼ばれるプロトコルが作り出す、安全な接続を使ってHTTP通信を行う
- ポート番号443
- FTP(File Transfer Protocol)
- ファイルを転送するためのプロトコル
- Telnet
- ネットワークに接続された機器を遠隔操作するために使用するアプリケーション層プロトコル
- SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)
- ールを相手のメールサーバーまで届けるプロトコル
- POP3(Post Office Protocol version 3)
- 自分が使っているメールサーバに届いたメールを自分のパソコンにコピーしてきて見るときに使うお約束事
- IMAP(Internet Message Access Protocol)
- 自分が使っているメールサーバに届いたメールを自分のパソコンにコピーしてきて見るときに使うお約束事
- POPとの違い
- ユーザーのメールはサーバーが管理してくれる
- POPは数日で削除される
- IP(Internet Protocol)
- インターネット通信を行いたいコンピュータにデータを送り届けるためのルール
- ARP(Address Resolution Protocol)
- IPアドレスからMACアドレスの情報を取得するためのプロトコル
- イーサネット
- ネットワークやコンピューター間での通信モデル TCP/IPプロトコルのネットワークインターフェース層に対応する有線の規格
- 同軸ケーブル・・・バス型
- 光ファイバー・・・スター型
- LANケーブル・・・スター型
- PPP(Point-to-Point Protocol)
- ンピューター同士が1対1の通信を行うための規約を定めたプロトコルです。「どのような手順で」「どのようなデータ形式で」通信を行うのかなどを定めています。
- HDLC(High-level Data Link Control)
- データリンク層(リンク層)の通信規約(プロトコル)の一つ。相手の応答を待たず連続して送信できるなど伝送効率が高く、CRCによる誤り制御などを行うなど信頼性も確保している。
- アークネット(Attached Resource Computer NETwork)
- イーサネットより昔使われてた
- https://www.softech.co.jp/mm_160203_pc.htm
- IEEE 802.3
- IEEEが策定している無線LANの標準規格
参考)
https://eset-info.canon-its.jp/malware_info/special/detail/220712.html