実務でもしかしたら使用するかも?と思い、クロスリージョンレプリケーションを試してみました
Aurora クロスリージョンレプリケーション作成手順
1. VPC作成(プライマリリージョンとセカンダリリージョンで)
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新しいVPCを作成
- プライマリリージョンとセカンダリリージョンそれぞれでVPCを作成します。
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サブネットを最低2つ作成(異なるAZで)
- 各VPCに少なくとも2つ以上のサブネットを作成(異なるAZに分散)。
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CIDR設定: プライマリとセカンダリのVPCでCIDRブロックが重複しないよう設定。
- 例: プライマリ:
10.0.0.0/16
、セカンダリ:10.1.0.0/16
- 例: プライマリ:
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セキュリティグループ(SG)の確認/作成
- Auroraクラスターが利用するポート(通常3306)のインバウンドアクセスを許可。
- プライマリリージョンとセカンダリリージョン間の通信が必要な場合は、互いのVPCからのトラフィックを許可。
2. パラメータグループ作成
- DB パラメータグループを作成
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保存後の適用
- パラメータグループは既存のAuroraに割り当て後、再起動で適用されます。
3. AuroraDB作成(プライマリリージョン)
- プライマリリージョンにAuroraクラスターを作成。
- VPC/SG/パラメータグループ: 作成済みのものを設定。
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認証情報管理設定:
- セルフマネージドを選択(AWS Secrets Managerはサポート外)。
- DB作成後、クラスターが利用可能状態になるまで待機。
4. クロスリージョンレプリケーションの作成
- プライマリリージョンで作成済みのAuroraクラスターを選択。
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作成画面の設定
- セカンダリリージョンを選択。
- 対応するVPCやサブネットを設定。
- 作成後、セカンダリリージョンのRDSコンソールに遷移し、レプリケーション状態を確認。
注意点ます。セカンダリリージョンのレプリカでリードクエリを実行する際はレイテンシを考慮。
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コスト
- クロスリージョンレプリケーションは通常のレプリケーションよりもコストが高いため、必要性を確認。