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AuroraDB クロスリージョン レプリケーションやってみた

Last updated at Posted at 2024-12-29

実務でもしかしたら使用するかも?と思い、クロスリージョンレプリケーションを試してみました

Aurora クロスリージョンレプリケーション作成手順

1. VPC作成(プライマリリージョンとセカンダリリージョンで)

  • 新しいVPCを作成
    • プライマリリージョンとセカンダリリージョンそれぞれでVPCを作成します。
  • サブネットを最低2つ作成(異なるAZで)
    • 各VPCに少なくとも2つ以上のサブネットを作成(異なるAZに分散)。
    • CIDR設定: プライマリとセカンダリのVPCでCIDRブロックが重複しないよう設定。
      • 例: プライマリ:10.0.0.0/16、セカンダリ:10.1.0.0/16
  • セキュリティグループ(SG)の確認/作成
    • Auroraクラスターが利用するポート(通常3306)のインバウンドアクセスを許可。
    • プライマリリージョンとセカンダリリージョン間の通信が必要な場合は、互いのVPCからのトラフィックを許可。

2. パラメータグループ作成

  • DB パラメータグループを作成
    • タイプをDB Cluster Parameter Groupに設定して作成。
    • 作成したパラメータグループを選択し、「アクション」→「編集」をクリック。
      • 「binlog_format」を検索し、値を ROW に変更
        スクリーンショット 2024-12-29 16.32.40.png
  • 保存後の適用
    • パラメータグループは既存のAuroraに割り当て後、再起動で適用されます。

3. AuroraDB作成(プライマリリージョン)

  • プライマリリージョンにAuroraクラスターを作成。
    • VPC/SG/パラメータグループ: 作成済みのものを設定。
    • 認証情報管理設定:
      • セルフマネージドを選択(AWS Secrets Managerはサポート外)。
  • DB作成後、クラスターが利用可能状態になるまで待機。

4. クロスリージョンレプリケーションの作成

  • プライマリリージョンで作成済みのAuroraクラスターを選択。
    • 「アクション」→「クロスリージョンのレプリケーション作成」をクリック。
      tokyo.png
  • 作成画面の設定
    • セカンダリリージョンを選択。
    • 対応するVPCやサブネットを設定。
  • 作成後、セカンダリリージョンのRDSコンソールに遷移し、レプリケーション状態を確認。
    • レプリケーションがアクティブになるまで少し時間がかかります。
      osaka.png

注意点ます。セカンダリリージョンのレプリカでリードクエリを実行する際はレイテンシを考慮。

  1. コスト
    • クロスリージョンレプリケーションは通常のレプリケーションよりもコストが高いため、必要性を確認。

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