はじめに
業務用の開発ツールとしてVisual Programmingを導入したいと思っていました。前回色々と調べて、本来の目的である「非プログラマーにプログラミングしてもらって楽をする」に到達するまでが早そうなBlocklyをカスタマイズする事に挑戦してみます。
未熟なJavaScriptスキルでどこまでやれるか…。
Blocklyを俺色に染めるための準備
さて、まずは開発環境を整えます。自分の開発環境は以下のとおり。
- Mac OSX Yosemite 10.10.3
- Chrome 42.0.2311.152(64bit)
- Python 2.7.6
作業ディレクトリのルートはgoogleという名前のディレクトリとします。
Windowsでは試していませんが、同様の手順で環境が整うかもしれません。
Blocklyのインストール
先ずはBlocklyをインストールします。インストール手順は公式ページに書かれているの手順に従います。私はGitHubから持ってきました。
Closureのインストール
BlocklyのビルドにClosureのライブラリが必要なのでインストールします。配置する場所はBlocklyのディレクトリと同じ階層にします。
こちらも詳細は公式ページに掲載されています。
Pythonのインストール
OSXであれば最初から入っていると思うので省略します。必要があればHomebrew等から手に入れましょう。
ビルドしてみる
ここまで整ったらターミナルからgoogle/blocklyへ移動します。そこでbuild.pyを走らせればビルドが始まります。
cd google/blockly
python build.py
エラー無くビルドが完了すれば開発環境はひとまず整いました。お疲れ様でした。次はBlocklyの動作確認をしていきたいと思います。