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Obniz Boardケースをレーザーカッターで作ってみた

Last updated at Posted at 2019-10-09

概要

以下の三つをふと思い、レーザーカットでObniz Boardケースを作ってみた。

  • Obniz BoardはArduinoやRaspberry Piみたいにチープで安価なケースが存在していない。
  • レーザーカットでも簡単に作れそうなのに、なぜか作ってる人を聞かない
  • ロボロボしたものを作るとき、固定する際に不格好になりがち。
    • だけどPoC用途でつかうことが殆どなため、解体しやすい形じゃないと困る。

これ以降の話題はすべて自己責任な!

出来上がり見本

レーザーカットしたものを組み立てするとこんな感じ。

main.jpg

back.jpg

ほかにも変わり種もあるよ!
Inkedothers_LI.jpg

四つ足はユニバーサルプレート互換。

univ1.jpg

レーザーカットに使ったレーザーカッターはVenusⅡです。

2019/10/8(火)の段階だと、品川産業交流施設のSHIPの工房にて設置してあります。
もしSHIPのレーザーカッターを使用するのであれば、施設にあるCorelDRAW X4(古いw)でデータを
インポートして「全選択→ペン先アイコンにて“極細線”を選択→黒部分を削除」でカットデータを
改めて作ったほうがいいかも。
あと、2.5mmのMDF板から作る際には、赤線に対応する出力を95%,スピード1.2にすると
いい感じにカットできます。

レーザーカット用のPDFデータ

Corel DRAW home & Student 2019にて作成しました。
有償配布はライセンスの適用外なため、無償でデータを公開します。
誰かの礎になれば幸いなのです。

BOM

ぶっちゃけいうと豊洲のビバホームでMDF板を含めて3000円程度で一式が手に入る。レーザーカットする場所だけ要工面。(誰かに委任して複数個のケースを作っていけば、たぶん1ケースあたりのコストは数百円ぐらいになるはず)

  • MDF板 (豊洲のビバホームで入手。910 mm×1820 mmの巨大な2.5 mm厚のMDF板を専用のカートでで運んで購入)
    • 同店舗のカットサービスでざっくりA4サイズ(210x300)でカットしてもらうことを強く推奨する。
    • カット時の寸法は910 mm側を210 mm×4, 1820 mm側を300 mm×6で格子を切って、残りの70 mm部分および20 mm部分の端材はレーザーカット用の出力テストとかにつかうといいかな。
  • 2×15 mm(太さ×長さ):2本
    • 同じ太さの長さ1.5 mmのナットが8つ
    • ぶっちゃけこれで1ケース作れる(https://www3.roymall.jp/shop/g/grhc1-259300/)
    • 本当のことをいうと2×14 mmのネジがよかったのだけれども、入手性が悪そうなのであえて推奨しなかったです。Aliexpressとかだと樹脂ネジなどで売っているようなので、そっちのほうがもしかしたらいいかも?
  • ボールチェーン(100円ショップのセリアで入手できた。ここら辺はお好みでw)

組み立てについて

やることはシンプルなので、ねじ止め部分のナットの組み合わせだけ掲載します。

  1. 画面側のケースとねじ二本をナット一つずつ入れて固定し、そこにお手元のObniz Boardを画面側から差し込む。
  2. スペーサー代わりにナット二つをそれぞれのネジからObniz側まで入れてあげて、背面側のMDFを差し込む。
  3. 各ネジにナットをつけて、背面側を固定すれば完成。

sidep.jpg

まとめ

  • MDF板をつかってObniz Boardケースを作った。
  • レーザーカットのデータを無償にて配布した。
  • 作る際の部品リストと入手の際の補足を述べた。

以上です。

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