今年1月から、新しい職場で未経験のエンジニアとして働き始めたので、その振り返り。
3ヶ月以上在籍しているような濃密な日々を送らせてもらったので、出会いに感謝。
その上で、実際に仕事を進めながら「これはやって良かった」と思う点と「今後改善したい」と思う点があるので、まとめる。また、自分のキャリアについても思うところがあったので、自分自身を見つめ直す意味でも書いていきたい。めっちゃポエミーになっちった。
わいのこと
一応自分のプロフィールも書く。
- 新卒でシステム運用保守の会社に入社、運用保守を経験後にSaaSやRPAなどのセールス
- 前職は日本語教師&デザイナーとしてフリーランスで2年半働く(色々あった)
- プログラミングブートキャンプに参加し、スタートアップでエンジニア(イマココ)
やって良かった(と思う)点
1. 主体的に動く、自分から情報を取りに行く
やって良かった第一はこれ。評価されているっぽいのも多分ここ。
基本はリモート勤務なので、どれだけ自分で情報を取りにいけるかが肝。
基本的には「質問する」=「情報を取りに行く」だが、スタートアップで皆さん多忙すぎてカオスなので、意識していたのは、「相手の返信しやすさ(長くしすぎない)」こと。
そうするためには、自分の中で土台となる情報や知識を入れておいて、「ここまで考えて、ここは聞かないとわからないだろう」というポイントを見つけるように一応努めた。
ただ時間は掛かるので、組織文化によってはさっさと聞いてくれっていうのもあるかなと。
わいは新卒で入社した会社が「ここは聞かないとわからない」までを求める文化だったのと、slackの会話を観察(?)しているとそういう文化っぽかったので、そういう風に進めた。
あと、なんだかんだで「会う」っていうのが一番情報取れたなーと。
2月に大きなプロジェクトがあって、結構な裁量を持たせてもらい進めていたんだが、あまりにも情報が無さすぎて、一緒にプロジェクト進める担当者の人が出社するタイミングで会いに行った。そして、飲み会も開いてもらったので、そこでエンジニアチームと話した。
この実際に会ったことで、テキストでは想像できない様々な情報をキャッチアップできたし、めちゃくちゃリモートでコミュニケーションとりやすくなった。早い段階で会っておくは大事。リモートだと難しい場合もあるけども。
2. 「わからない」や問題は早めに開示する
仕事というのは信頼関係がとても大切だと思うんですが、この未経験エンジニアがつよつよエンジニアさんと信頼関係を築いていく上で重要だなと思っているのが、「わからないと言うこと」だと最近思っておるます。
ナレッジワークの麻野さんが「チームに問題はあっていい」って仰っていたが、問題を隠してもいつかは対応しなければならず、早めに対応すると大きな問題にならないことが多いので、「わからない」を早めに言う人は信頼できるのと思っておる。そこで怒ってくる人がいる職場はきっとこれから廃れていくので、気になくてOK!(笑)
https://youtu.be/bmHzQQCa_Xo?si=PVGY6Yiqp1uHhL8G
3. 失敗を怖がらずにやってみる
アーリーステージのスタートアップということもあり、基本的に試行錯誤中なことが多い。なのであんまり失敗が失敗にならない。行動しないのが一番の失敗。なので、「わからない点も多いがなんとか責任持ってやる」という姿勢で設計や実装を進めたのが結果として成果になった。成果というか、アウトプットができた段階かな。まだ成果と言えるものではないが。2にもつながる点。
反省点と今後の取り組み
1. 技術力の向上
なんといってもこれ。エンジニアである限りはまずこれ。コードもクリーンではないと思うし、パフォーマンスなど考えられることが少なすぎる。基本はフロントエンドだが、VueやNuxtにやっと慣れてきた段階なので、ちゃんと体系立てて学びたい。今なら本も読めると思うので、毎日10分は頑張ろう。「クリーンコードクックブック」というのを頑張って買ったので、少しずつ読むぞ。あとはQiitaで記事書こう。会議の時に技術の話をするが、やはり言語化が足りないと感じる。ドラフトを音声を通してAIでテキスト化してもらい、それを修正するのが今は良い感じ。
2. 優先度と重要度を考えて動く
アスタートアップということもあり、予定外のトラブルや急な依頼がポンポン降ってくる。目の前のことに対応するのが現時点の私に求められることだとは思うが、イエスマンになってはいけないと思うので、冷静に状況を見て言いにくいことも言う。そしてしっかり動いていく。「イシューからはじめよ」をバイブルにしたい。ていうか読書会したいぐらい。
気づいたこと(自分について)
1. 俯瞰して物事を考えがち
学生時代に社会学をやっていたこともあり、割と大きな単位で物事を考えるタイプだと気づく。それと同時に72時間ドキュメンタリーとかも好きで、ミクロに人がどんなことを考えるのかを想像するのも好き。これが私にとっては当たり前だったのだが、そうではないこともあるらしい。なので、事業を俯瞰して考えたり、その上で何をするのが組織にとって良いのか、社会課題を解決するのにつながるのかを一生考えられるのは割と強みかもしれないなと最近割と思う。ミッションや事業に共感するときに限るのだが。
2. デザイン経験が役に立っている
やっぱりデザインできるの良いのだなと。デザイナーいないので、デザイン作ったりもするんだが、良い反応をいただくことが多くてありがてえ。しかし、わいはビジュアルデザインの方をメインにやってきており、UI&UXはやりながら勉強しているため、この辺は勉強したい。理論も頭に入れたい。色々中途半端にならないように注意と思いつつ、今の段階ではジェネラリストが必要とされている感があるので、なんでも吸収したい。
おわりに
この3ヶ月は手探りで進んでいたが、諸先輩方や周囲のおかげで何とか乗り越えることができた。
今後も主体的に動きつつ、改善もしながら、事業成長に貢献できるよう頑張りたい。もちろん技術も伸ばしたいし、PM的なスキルも身につけたくて、やりたいことは山積みだが、そこが面白さでもある気がする。がんばるんば〜!