EVE-NGにインストールしたLinuxノードの接続方法をTelnetへ設定変更した時のメモです。
環境
EVE公式サイトにリンクされている Linux image pack の linux-centos-8.tar.gz を使用しました。また、Centos8アップデートに備えてIFにアドレスを設定、外部ネットワーク(Cloud0)を配置の上、インターネットに接続しました。
基本的な設定
ノードOSに対して設定します。
※EVE-NGサーバに設定しないように要注意
※うまくいかない場合は下記詳細のとおりgrub設定ファイルを編集
# sed -i 's/GRUB_CMDLINE_LINUX=.*/GRUB_CMDLINE_LINUX="console=ttyS0,115200 console=tty0"/' /etc/default/grub
# update-grub
##EVE公式サイトから配布されている linux-centos-8 の場合
###1-1. grub設定
/boot/grub2/grub.cfgを直接編集することはNGのため、その元になる/etc/default/grubを編集します。変更箇所はカーネルに渡すブートオプション GRUB_CMDLINE_LINUX=
のパラメータです。(ファイル編集前に必ずバックアップを実行)
[user@CentOS-8 ~]$ sudo vi /etc/default/grub
[sudo] password for user:
GRUB_TIMEOUT=5
GRUB_DISTRIBUTOR="$(sed 's, release .*$,,g' /etc/system-release)"
GRUB_DEFAULT=saved
GRUB_DISABLE_SUBMENU=true
GRUB_TERMINAL_OUTPUT="console"
GRUB_CMDLINE_LINUX="console=ttyS0,115200 console=tty0 crashkernel=auto rd.lvm.l"
GRUB_DISABLE_RECOVERY="true"
GRUB_ENABLE_BLSCFG=true
###1-2. 設定反映
編集した/etc/default/grubの設定内容を/boot/grub2/grub.cfgへ反映させます。
※OS/ver.によっては update-grub
または update-grub2
[user@CentOS-8 ~]$ sudo grub2-mkconfig -o /boot/grub2/grub.cfg
[sudo] password for user:
Generating grub configuration file ...
done
###1-3. ノード接続方法の変更
ノードをシャットダウンさせ、Console設定を [vnc] から [telnet] に変更、保存します。
###1-4. 起動確認
ノードをスタートさせ、ノードアイコン左クリック、Telnet接続してOS起動できることを確認します。