【第25章】障害速報の書き方|ヘルプデスクの“次の一手”
こんにちは、 HelpdeskTimesの辻つばさ です💼
今回は、混乱を最小限に抑えるための
障害速報(一次報告)の書き方 を解説します。
🚨 なぜ障害速報が重要なのか?
- 関係者が状況を正しく把握できる
- 不要な問い合わせの増加を防げる
- 誤情報の拡散を防止できる
🛠️ 障害速報の基本構成
① タイトル
- 一目で内容がわかるように
例:
【障害速報】社内メール送受信不可(発生時刻:10:15)
② 発生概要
- 何が、いつから、どこで発生しているのか
- 簡潔に現状を説明
③ 影響範囲
- 影響を受けている部門・システム・ユーザー数
④ 対応状況
- 現在行っている調査・復旧作業の概要
- 応急対応がある場合は併記
⑤ 次報予定
- 次回の更新予定時刻(未定でも明記)
💡 速報作成のポイント
- 事実と推測を明確に区別 する
- 専門用語は最小限、誰が読んでも理解できる文章に
- 不明点は「確認中」と明記し、曖昧な表現は避ける
📝 障害速報フォーマット例
【障害速報】〇〇システム接続不可(発生:○月○日 10:15)
■ 発生概要
○○システムにアクセスできない状況が発生しています。
■ 影響範囲
全社員(VPN接続時)
■ 対応状況
原因調査中。進捗があり次第お知らせします。
■ 次報予定
○月○日 11:00
🧠 つばさメモ:速報は“スピードと正確性の両立”
障害速報はスピード重視ですが、誤情報を流せば混乱が増します。
「事実だけを短く・早く」が鉄則です。
📌 次回予告
次章は
👉 「情報共有ミーティングのコツ」 ** 短時間で成果を出す、 ** 効率的な情報共有の方法 を解説します📋