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Google Cloud Platform・Dockerでの無料プライベートリポジトリ利用

Last updated at Posted at 2018-04-28

Google Cloud Platform(GCP)ではプライベートリポジトリが無料でホスティングできるため、実際のアプリケーションで利用しなくても、有用です。
ただ、これの操作に使うGoogle Cloud SDKは、特定バージョンのPythonのインストールが前提となるため、 PCの環境を汚してしまうのがいやで躊躇していました。
しかし、GoogleはSDKのDockerコンテナを配布しており、これだけでほかの設定などなしで目的が果たせたので、残しておきます。

前提

  • (筆者はmacOS High Sierraを使用しています)
  • Docker・Gitインストール
  • Google Cloud Platformへの登録・プロジェクト作成

Cloud SDKコンテナのダウンロード

コンテナ化されたCloud SDKをPullします。
このやり方はGoogleのDocker Hubページにあります。

docker pull google/cloud-sdk:latest

Cloud SDKコンテナ起動

ローカルのリポジトリを作りたいディレクトリで下記を実行します。

docker run -it -v `pwd`:/repos -w /repos google/cloud-sdk /bin/bash

このコマンドは先のSDKコンテナを対象ディレクトリをマウントし、そこを作業ディレクトリとしてコンテナ起動します。

Ckoud SDK初期設定

まずCloud SDKの認証・初期設定を行います。

gcloud init

色々と聞き返されますが、かなり適切にナビゲートしてくれ、それにしたがえば良いので、ここでは示しません。用意したプロジェクトを指定してください。

GCP上でリポジトリ作成

下記コマンドでGCP上に空のリポジトリが作成されます。

gcloud source repos create [リポジトリ名]

ブラウザでGCPコンソールから確認してみてください。

ローカルにGitリポジトリをクローン

再びCloud SDKコンテナで下記を実行。

gcloud source repos clone

これで、GCP上のリポジトリと、作業用のローカルリポジトリが出来上がります。
あとは、適宜みなさんのやり方で進めてください。

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