背景
これまで割と長いこと、業務でも趣味でも VMware Player/Server を利用していたのですが
いつの間にやら、VMware Player の業務利用は有償になっていたようです
VMware Playerの業務利用に関するお問い合わせ
VMware Playerは個人利用に限り、非商用利用において無償で提供されます。会社や組織として関知された形でのご利用の場合は、VMware Fusion Professionalを必要数量分ご購入ください。
(VMware へのお問い合わせ より引用)
というわけで VMware Player からの乗り換えを目的に、仮想化ツールを比較します。
前提
以下の要件を前提として比較します
- とりあえず有名ドコロで
- ホストOS型 (ハイパーバイザ、LXC などは対象外)
- ホストは Windows(7)/主要Linux
- ゲストは Windows(XP以降)/主要LInux
- これまでの VMware 資産 (特にゲストOS) が活用可
過去の資産については、OVF があるので特に心配しなくても大丈夫でしょう。
比較
名前 | 提供元 | ホストOS | ゲストOS | 業務開発での利用 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
VMware Player 6 | VMware | win,linux | win,linux,solaris,FreeBSD | 有償 | |
VirtualBox 4 | Oracle | win,mac,linux,solaris | win,mac,linux,solaris | 無償も可※ | ※ただし使用する個人がインストールした場合 ※大人数の使用、ミッションクリティカルでサポートが欲しい場合等は有償 |
VirtualPC | Microsoft | win | win※ | 無償 | ※サポート外ではあるが、色々動くらしい |
移行について
分かりきっていたのですが、移行先は VirtualBox 一択ですね。
というか Vagrant が流行りだしたあたりで移行しようと思いつつずるずる、
Vagrant 1.1 の VMware 対応を知ってさらにずるずる引き伸ばし、
VMware 業務利用が有償化してたのに気づいて今度こそ正式に乗り換え… という流れなので
わりと結論ありきの比較でした(もっとまともな機能比較を期待していた方いたらすみませんorz)
情報源
VMware Player
- [VMware 互換性ガイド](http://www.vmware.com/resources/compatibility/search.php 互換性)
- VMware Player の基本操作 ※6.0
ホストOS 互換性
サポートされるホスト OS のリストを確認するには、当社 Web サイトでオンラインの『VMware 互換性ガイド』を検索してください。
Player はリストに含まれていませんが、Workstation の情報が Player にも適用できます。リストに含まれていないオペレーティングシステムは、仮想マシンでの使用がサポートされていません。
※互換性ガイドについてはゲストも同様